アメリカの人気ユーチューバー、児童ポルノの罪を認める

    YouTubeチャンネル登録者数50万人以上を誇る人気YouTuber。彼は6人の少女たちに「最も熱狂的なファン」である証拠として性的な動画を送らせていた。

    2月1日、アメリカで人気のYouTuber、オースティン・ジョーンズ(26)は児童ポルノの罪を認めた。彼は複数の少女に性的な動画を撮影させ送らせていた容疑で2017年6月に逮捕されていた。

    ジョーンズはポップソングをアカペラでカバーする動画で一躍有名となり、そのYouTubeチャンネルの登録者数は50万人を超えていた。彼は6人の少女に「最も熱烈なファン」である証として、性的な動画を送ることを持ちかけていたという。

    司法取引で交わされた文書によると、ジョーンズが性的な動画を送るように持ちかけた6人の少女はみな、当時14歳〜15歳だった。

    動画の一部には、少女たちが裸で踊る姿が収められている。この動画は少女たちをInstagram上で有名にするための一種のオーディションとして、彼女たちに撮影させたものだ。ほかにも、服装や動きなどをジョーンズが指示していたという。

    今回立件されたのは6人の少女に対する犯罪行為だが、彼は30人以上の未成年の女性ファンに同じような要求をしていたとみられている。

    逮捕される以前にも、彼の行為は問題視されていた。2015年には一部のファンがジョーンズからお尻を振って撮影した動画を送るように要求されたと明かしている。その後、彼は「ファンとの不適切なコミュニケーション」があったことを認め、謝罪している。

    逮捕後、彼はインターネットやSNSにアクセスすることを制限され、実家で母親と共に生活することが義務付けられていた。彼は懲役5年〜20年の実刑判決を受ける見込みで、刑務所ではカウンセリングと性犯罪者向けのプログラムが提供される。


    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:千葉雄登