ロシアのウクライナへの軍事侵攻は多くの死と破壊を招き、ウクライナ国内に大きな被害をもたらしている。
ロシア政府は当初、攻撃対象はウクライナの軍事施設だと発表していた。しかし、予想を上回るウクライナ軍の抵抗を受け、民間人の多く住むエリアにも侵攻している。攻撃を受けた地域では、一軒家やアパート、店やジムなど、古いものから新しいものまで、多くの建物が破壊された。街の区画もわからない状態だ。
アメリカ国防総省は3月1日、ロシアからウクライナに対する、400発以上のミサイル発射が観測されたと発表した。ウクライナ非常事態庁は3日、ロシアの侵攻が始まった先週から、延べ2000人以上の民間人が死亡したと公表した。しかし、正確な死亡者人数はわかっていない。
これまでの状況を把握するため、BuzzFeed Newsはウクライナにいるカメラマンが撮影した写真を分析した。グーグルマップを使用して撮影地を特定し、それらの写真と比較した。
全てのアングルが完全に一致しているわけではないが、これらの写真からウクライナの惨状が伝わってくる。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟