オランダの路面電車内で銃撃事件、複数の死傷者、容疑者の男を逮捕へ

    オランダ中部ユトレヒトで起きた、3人が死亡、5人が負傷した銃撃事件の容疑者が逮捕された。

    オランダの警察当局は3月18日、同国中部ユトレヒトで銃で3人を殺害し5人を負傷させたとしてゴクメン・タニス容疑者(37)を逮捕した。3月18日の朝、路面電車内で銃を乱射した。

    同容疑者はトルコ出身だという。警察はテロ目的を含め、動機を探っている。

    ユトレヒトの市長は同日、記者会見し、「今日は、私たちのユトレヒトにとって陰鬱な日だ」「路面電車にいた、通勤や通学途中の無実の人々が襲われた」と述べた。市長によると、銃を乱射した動機は明らかになっていないという。

    銃撃事件のあと、テロなどの危機対応に当たる国の機関のトップを務める、ピーテル・ヤープ・アルベルスベルグ氏によれば、ユトレヒト市の警戒レベルを最高の5に引き上げた。

    容疑者が勾留されてから、警戒レベルは4に引き下げられたとアルベルスベルグ氏はTwitterで発表した。

    The NCTV has reduced the threat level for the province of #utrecht to level 4. Motive is the arrest of the main suspect of the shooting. This brings the threat level for the Netherlands as a whole back to 4.

    「NCTVはユトレヒト市の警戒レベルを引き下げた。銃撃事件の犯人が逮捕されたからだ。これによって、オランダ全体の警戒レベルは4に引き下げられた」


    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉