子どもがバリカンで頭を剃っちゃった…!母親の反応に世界中が絶賛

    ほんの数分めを離した隙に、長男はバリカンを見つけてしまった。子供たちは新しい坊主頭を「かっこいい」と思っているそうだ。

    看護師としてフルタイムで働きながら3人の子どもを育てるステファニー・プラクネット。彼女はとんでもない子育ての瞬間を体験した。

    プラクネットがBuzzFeed Newsに語ったところによると、ほんの8分ほど子供たちから離れて別の部屋にいただけだった。その間に、子供たちは電気バリカンを手にして、お互いの髪を刈ったのだ。

    プラクネットが戻ってくると、5歳の長男テディーが床屋を開き、自分と3歳のエロイーズ、2歳のフレッドに独特のヘアカットを施していた。

    「キッチンに足を踏み入れると、テディーがバリカンを手に立っていました。少し誇らしげな様子でした」と彼女は語った。

    プラクネットが何が起こったかをインスタグラムのストーリーで友達や家族とシェアし、それを彼女の弟がツイッターでシェアすると、たくさんの親たちを笑わせた。

    Y’all, my nephew found the electric shaver and went wild 😂😂😂😭😭😭

    「甥がバリカンを見つけてとんでもない行動に出た」

    プラクネットは、夜勤の準備のため軽くシャワーを浴びていた。その間子供たちを裏庭で遊ばせておいたところ、子供たちは出しっ放しにしてあった犬用のバリカンを発見した。

    「その日の早いうちに、裏庭で犬の毛を刈っていました。終わらなかったのでバリカンを外に出したままにしていて……。他のことに気を取られて、そのまま買い物に行って、家の掃除をして、その他の用事を片付けていました」と彼女は語った。

    子供から目を離した数分の間に何が起こったか理解した時は「ウソ、ウソ、ウソ...」と思ったそうだ。

    動画には、プラクネットが事態に対処しようとして、目に涙をためながら笑っている様子が映っている。テディー、エロイーズ、フレッドを「ただの髪の毛」だからと安心させ、自分でもパニックに陥らないようにした。

    「なんとかするからね。なんとかするから」と彼女が子供たちに言う。

    「お母さん、私の頭にもっと髪の毛を乗せてくれる?」動画ではエロイーズが可愛らしく、でも悲劇的に母親に頼んでいる。

    プラクネットの弟のイアン(21)はこの動画をツイート。閲覧回数は840万回以上、リツイート回数は21万回ほどに上った。

    SNSでのシェアに関してプラクネットは同意済みだったが、動画がどれだけ速く、そして広く拡散するか認識していなかった、とBuzzFeed Newsに語った。

    シェアされてから1日でどれだけのリツイートがあったかを知った時には、「重たい気持ちになった」そうだ。

    「動画には私の子供たちが映っていて、こういったものは完全に消すことはできないですから」と彼女は語った。

    「私は自分のプライベートを大切にする人間です。この動画は面白いけど、自分の子供たちを守ってあげたいのです」

    幸いにも動画に対する反応のほとんどが、好意的で彼女を支持するものだ。

    この予期せぬ出来事を笑うだけでなく、人々はプラクネットが寛容な心で冷静に対応したことを称賛している。

    「このお母さんはとても理解があって、子供とのコミュニケーションが上手。見事だ。子供が弟の髪を切ってしまったことを認めた時に、彼女は『正直ね。それは良いことよ!ただの髪の毛だから、また伸びてくるわ』と言ったの。これは素晴らしい子育て術だわ」とある人は述べた。

    @itsiannn @ARTPOPIST_55 This mom is so understanding and communicative with her kids, it’s wonderful to watch. When the kid admitted he cut his brother’s hair and she told him “Honesty, that’s good! It’s just hair, it grows back” THAT WAS GOOD PARENTING RIGHT THERE.

    彼女が「母親の鏡」だというコメントも寄せられた。 「まず最初に、こんなに笑うべきじゃなかった。それが第一😂😂😂😂第二に、彼女は素晴らしい母親。彼女の対応の仕方、子供たちに対する話し方、髪がなくても変わらず素敵と安心させた姿。今年の母親賞は彼女で決定」

    @itsiannn @brodythebrodie This is the face of motherhood

    プラクネットは皆からの優しい言葉に感謝していると語った。

    彼女の元には日本、クエート、イスラエルといったところからもメッセージが寄せられた。

    子供たちと話をする前に、最初に泣きながら夫に電話をしたら、「ただの髪の毛」だと安心させ、「家に帰ってきて一緒に対処する」となだめてくれたと、彼女は語った。そして父親は子供たちの頭を剃った。

    子供たち自身が自分たちの斬新で大胆な髪型をどう思っているかというと、「かっこいい」と感じているらしい。

    「嫌いじゃないみたいです。かっこいいと思っているみたい」と彼女は述べた。

    彼女の元には、自分だったらもっと厳しく接してしまうかも、という母親たちからのメッセージも届いた。

    それに対して彼女は、髪の毛は「どんな人かを決めるわけではない」と伝えたいそうだ。

    「娘が『私、男の子みたいに見える』と言うから、私は『そんなことはない。相変わらず素敵よ。髪の毛はあなたがどんな人かを決めるわけではない。髪の毛なんてあなたの一部に過ぎないの』と伝えます」と彼女は語った。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。