史上最悪にこじつけた方法で近隣住民を殺そうとした男が逮捕される

    この事件で1人が手を負傷した。

    フロリダ州ミルトン出身のブライアン・スチュアート(30)が加重暴行の容疑で逮捕された。

    ブライアンは近所に住む2人を「親切心で殺す(kill with kindness)」つもりだった。そして実際に「親切(kindness)」と書かれたナイフで彼らを襲ったのだ。("Kill with kindness"とは「おせっかいをやく」「行き過ぎた親切で人をだめにする」などの意味もある)

    サンタローザ群保安局によると、1月10日、ブライアンが「叫びながらドアを叩いている」と被害者2人から通報があった。彼は「親切心で殺してやる!」と叫んでいた。

    被害者の1人、パトリック・マッコールはブライアンが自宅から飛び出して来るのを見たという。その手に握られたナイフには「親切心(kindness)と書かれていた」。

    彼はジェシー・ハンターという別の近隣住民を狙っていたと報告されている。
    パトリックはブライアンとハンターとの間に割って入ったが、組み合う中で手に切り傷を負った。

    ターゲットとなったハンターは、彼がブライアンに騒音を注意したことが犯行の動機に繋がったのではないかと推測している。

    ブライアンの恋人に対する事情聴取によると、彼は近隣住民に対し強い苛立ちと疑いを覚えていたそうだ。そしてその気持ちは次第に強くなっていったという。

    「ブライアンは恋人に、近隣住民が覚せい剤を売っており警察が呼ばれたと言っていたらしい」と保安局は説明した。

    ブライアンは逮捕された。保釈金は1万5000ドル(約160万円)と設定された。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子