生まれたばかりの子犬7匹をゴミ箱に捨てた女性が逮捕

    遺棄されていた子犬たちは生後3日と推定されている。動物虐待の容疑で起訴される見込みだ。

    4月22日、ゴミ箱に7匹の子犬を遺棄した54歳の女性がカリフォルニア州コーチェラで逮捕された。

    逮捕されたデボラ・スー・カルウェル容疑者が白いジープから降り、子犬たちをゴミ箱へと遺棄する瞬間が、監視カメラに録画されていた。

    リバーサイド地区の動物保護当局は、4月19日からこの監視カメラに映り込んだ女性を探していた。

    当局の発表によるとカルウェル容疑者はその後、4月22日17:30にコーチェラの自宅で逮捕された。

    「デビー(デボラさんの愛称)、なんでこんなことをするの?」録画されていた動画には、誰かが彼女にこんな問いかけをする様子が収められている。しかし、カルウェル容疑者は返事をしていない。「それはあなたの犬なの?」という問いかけにも無言のままだ。

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    4月19日、当局は地元の自動車部品の販売店に勤める男性からゴミ箱で7匹の生まれたばかりの子犬を見つけたという通報を受けた。当局は生後3日の状態で遺棄されたと推定している。

    その後、容疑者の足取りをたどるとカルウェル容疑者の姿が浮かび上がってきた。

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    ゴミ箱で子犬たちを発見した男性はすぐに救い出し、自動車部品メーカーの店舗で保護したという。

    当局の広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対し、子犬たちはプラスティックの袋に入れられた状態で遺棄されていたため発見が遅れていれば死亡していたのではと語る。

    この日のコーチェラの気温は32度を超えていた。

    現在、7匹の子犬たちは無事保護されている。

    「いかなる理由があろうと、子犬を遺棄することは許される行為ではありません。育てることが難しい場合、我々は動物を保護し、里親のもとへと届けています」と当局の担当者は明かし、「今回の一件は恥ずべき行為です」とコメントした。

    当局はカルウェル容疑者を動物虐待の容疑で起訴ことも視野に入れている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:千葉雄登