彼のしたことは動物虐待? 生徒の前で亀に子犬を食べさせた教師が起訴された

    彼の解雇を巡って署名活動が巻き起こっている。

    アイダホの中学校の科学の教師が、生徒の前でカミツキガメに子犬をエサとして与えたとして、動物虐待の容疑で起訴された。

    起訴されたのはイースタン・アイダホのプレストン・ジュニア・ハイ・スクールの教師であるロバート・クロスランド。金曜日に動物虐待の容疑で起訴されたとアイダホのスポークスマンが発表した。

    もし有罪になれば、この教師は6か月の懲役刑を受け、罰金5,000ドルを払うことになる。

    この件で死んでしまった動物は、子犬だけではない。 この2週間後、当局はクロスランドのカミツキガメはアイダホ州では外来種になっているとして安殺処分した。

    プレストン学区の教育長は、教師の起訴について結果が出次第、声明を発表するとアイダホ州に伝えている。

    この事件があってすぐにプレストン学区が発表した声明では、この事件が起こったことは「誠に遺憾」であり、また「これは授業後に起こってしまったもので、学校のプログラムの一環ではない」と発表された。

    この事件が起こった後、ある母親は自分の2人の子供がこの現場にいたが、子供たちはクロスランド先生の行ったことは間違いと思っていないとFacebookに投稿したとロサンゼルス・タイムズが伝えている

    「今回の件で、不安な気持ちになったり、トラウマになった子供は1人もいません」と、ある生徒の母親も投稿している。

    「子供たちはカウンセリングを必要としていません。子供たちは、小さな子犬の体の状態がどんなかをよく見ていました。子犬は病気で食べ物も受け付けず、死にかけていたのです。3人の子供たちは皆、ロバート先生は人道的で正しいことを行ったと感じています。私の子供たちは農場で働いています。彼らは命や生き物の死について理解しています」と、彼女は付け加えた。

    動物権利団体のPETAは3月に発表した声明の中でクロスランドのことを、「感受性の高い子供たちに近寄るべきではない、弱い者いじめをする人間」と呼んだ。

    19万人近くが、 彼の解雇を求めるオンラインの嘆願書に署名する一方、5,000人近くが、彼を支持する嘆願書に署名している。

    プレストンは人口わずか5,000人の街で、2004年の映画のナポレオン・ダイナマイトの撮影の舞台にもなった場所だ。

    この記事は英語から翻訳されました。