ユーチューバーのコールとサバンナ夫妻は、エイプリルフールに投稿したビデオへの批判を受けている。6歳の娘のエヴァリーちゃんに、彼女の子犬を手放したとからかった様子を配信した。
コールとサバンナは2017年に結婚する前から、いずれも個人でビデオ投稿を続けてきた。そして「The LaBrant Fam」という家族のチャンネルを立ち上げた。
ユーチューブで870万人のチャンネル登録者がいる。インスタグラムでは、妻のサバンナは500万人、夫のコールは400万人、娘のエヴァリーちゃんは430万人、生後3ヶ月の次女ポジーちゃんは110万人のフォロワーがいる。
エヴァリーちゃんの子犬のカールにさえ、75万9千人のフォロワーがいる。
エイプリルフールに、カールとサバンナ夫妻が「私たちの子犬を手放さなちゃ…永遠にさようなら:(」とのビデオを投稿した。
「エヴァリーは悲しむと思わなかった」とディスクリプションにあった。
現時点では、再生回数は220万回ほどだ。
始まって7分間は普通のビデオだ。すると、エヴァリーちゃんがソファーにうつ伏せになったカットが入り、コールが「悲しいニュースだ」との言葉に反応する。
エヴァリーちゃんにビデオで話したいか、コールは尋ねるが、彼女は嫌がる。
妻のサヴァリーが、彼らが「カールを誰かに譲る」ことに決めたと話す。理由は、忙しすぎて、十分な世話をすることができないからだ。
さらにサヴァリーは「うんちもおしっこも家中でする」し、もっと外に連れて行く必要もあると続ける。
コールは、悲しむエヴァリーに「誰でも好きな人に子犬を譲っていいよ」と言う。
コールが、誰でもいいよと伝えたとき、エヴァリーは肩をすくめる。さらに、子犬がいなくなるのが寂しいかとコールが聞くと、彼女は頷く。
こうしたやりとりのなかで、サヴァリーは大きく笑いはじめる。
コールはエヴァリーにもう一つ伝えることがあると話す。サヴァリーが耳元で、「エイプリルフール」とささやく。
コールは「エイプリルフール用のビデオだ」と説明する。だが、ビデオは3月31日に録画されているようだ。
エヴァリーはまた泣きはじめる。「やりすぎ?」とコールはカメラに問いかける。
サヴァリーは、エヴァリーが信じると思っていなかったと話す。コールは、はじめ、エヴァリーが演じていると思ったと話す。
「エヴァリーはコールが大好きになったみたいだ」コールは締めくくる。
ビデオの残りの部分では、エヴァリーがコールが復讐のためにからかう、「エヴァリーの復讐」が行われる。
ビデオの終わりに、サヴァリーは、もし悪ふざけが「見ている誰かを嫌な気持ちにさせてるかもしれないが、彼女は大丈夫だ」
「彼女は2分間泣いたが、今では最高に幸せな子どもだ。私たちはいつも、ちょっかいを出しあっている」と述べる。
しかし、ビデオを見た視聴者は怒りを覚えた。
視聴者は、あまりに悪ふざけがすぎたと指摘した。
インスダグラムでは、サヴァリーが投稿したビデオに対する非難のコメントが多くついた。
「あなたのエイプリルフールのビデオは、典型的な、感情的で心理的な虐待だ」「あなたの子どもはあなたたちを信じる。あなたたちは嘘をつき、彼女が泣いているところを録画する。一歩離れて、もう一度見直して。あなたたちの明晰さをもって、ビデオを削除して、娘の信頼を回復するために全力を尽くすように約束してくれることを願う」とのコメントもあった。
キリスト教への信仰心を問う声もあった。
「イエスは、あなたたちの娘に対する、むごいエイプリルフールの悪ふざけが好きだと思う?信仰心のある人たちは、イエスが好むだろうことを最低でもしているものだ」
サヴァリーは、BuzzFeed Newsへのコメントに応じていない。ビデオにはコメントができなくなっている。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉