くれぐれもお酒を飲んだら気をつけて。この男性はウーバーに17万円支払いをする大失敗をした。

    「目が覚めると、知らない年配の外国人男性が運転する車の助手席にいました。何が何だか、わけがわかりませんでした」

    ニュージャージー州の男性が、ウーバーに1635.93ドル(約17万円)支払う羽目になった。ウェストバージニア州で開かれたフラタニティ(大学の社交クラブ)のパーティーで泥酔。夜中にウーバーを呼んで家まで帰ったのだという。

    こちらがその男性、ケニー・バックマン。BuzzFeed Newsの取材に語ったところ、彼はある晩、ウェストバージニア州で開かれたパーティーに出かけた。夜も更けてきて、クラブへ場所を移し、200ドルを使った。そこまでは覚えている。だがそのあと、見知らぬ車の中で目覚めるまでの記憶がない。

    「目が覚めると、知らない年配の外国人男性が運転する車の助手席にいました。何が何だか、わけがわかりませんでした」とケニーは語る。

    酔っていたらケニーは、どうやら「家に帰る」と言って、午前2時51分ころウーバーを呼んだらしい。ケニーを乗せたドライバーはニュージャージー州にある彼の家に向かった。

    目を覚ましたのは自宅まであと1時間くらいの場所まで来たとき、すでに乗車してから5〜6時間が経っていた。

    「頭が真っ白になりました」

    ウーバーはBuzzFeed Newsに対して、「ケニーはたしかにその車に乗り、ニュージャージーまで移動した」と答えた。ドライバーはただ、乗客がアプリに入力したルートに従っただけだという。気の毒なことに、ケニーは運賃を全額支払わなければならなかった。

    「価格を交渉しようとしました。ウーバーと電話で話もしたのです」。しかしウーバーは、「払うことをおすすめします」と答えたという。

    現在、組合関係の仕事に就いているというケニーは、訴訟を避けるために全額支払ったことを認めた。

    彼はあいにく、両親にもこのことを打ち明けなければならなかった。両親は「見たことか」という反応をしたという。

    「そもそも親は、ぼくが(パーティーに)行くことにあまり良い印象を持っていませんでした。今回こんなことになって、『だから言っただろう』と思っているわけです」

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:浅野美抄子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan