4歳児が2歳児を誤って射殺

    「こんなことが起こってしまったのは悲劇だ」と保安官代理は述べている。

    2歳の女の子が7月20日、米南カリフォルニアの自宅で4歳のいとこに誤って射殺されるという事故が発生した。

    サンバーナーディーノ郡保安官事務所の報道担当シンディ・バックマン氏によると、事故が起きたのはロサンゼルスの東約80キロにある、マスコイという、どの地方地自体にも属していない地域だ。朝9時15分ごろに通報があり保安官代理が住宅にかけつけたところ、銃創のある女児を見つけたという。

    女児は地元の病院に搬送されたが、そこで死亡が確認されたとバックマン氏はBuzzFeed Newsに述べた。

    保安官事務所は20日夜に声明を発表。捜査員は、女児の祖父であるシーザー・ロペスが「子どもたちに手が届く場所に銃を置いていた」のが原因だと結論づけたとしている。

    マスコイ出身のロペス(53)は身柄を拘束されており、児童虐待に加えて、銃器所持という重罪の疑いで捜査される予定だ。

    捜査員は、発砲が事故だったとみている。

    バックマン氏はまた、事故発生時に住宅内には複数の大人がいたことを明らかにしており、現在は全員が保安官事務所に協力的だという。

    米国小児科学会が最近発表した調査では、アメリカでは毎年1300人近くの子どもが銃で殺されており、銃創で治療を受ける子どもの数は5790人ほどにもなるという。銃器がらみの死亡者数は、アメリカの子どもの全死因で3位となっている。

    「こんなことが起こってしまったのは悲劇だ」とバックマン氏は述べた。「捜査結果がどうであれ、そしてこの子がどうやって銃を手にしたのであれ、どうかみんなが耳を傾けて、二度と同じことが起こらないようにしてほしい」

    この記事は英語から翻訳されました。
    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan