廃墟は語る。チェルノブイリの原子力発電所事故から30年

    あの場所のいま

    チェルノブイリ原子力発電所で事故が起きたのは、30年前だった。

    1986年4月26日未明、原子炉が爆発した。事故の初期対応に当たった原子力発電所職員や消防士30人以上が死亡、35万人以上が避難を余儀なくされた。

    今年、ウクライナでは人々がキャンドルを灯して、犠牲者を悼んだ。

    チェルノブイリの写真から、30年を振り返る。

    写真家の トビー・バチェラー は2014年、現地を訪れた。