4月17日にサウスウエスト航空機のエンジンの1つが故障し、フィラデルフィア空港に緊急着陸した。この事故で、ニューメキシコ州アルバカーキ在住の銀行幹部が死亡した。
「サウスウエスト航空ファミリーすべてがショックを受けており、この悲惨な事故の影響を受けたお客様および従業員、そのご家族、最愛の方々に対して、心からのお詫びとお悔やみ申し上げます」と同航空のCEOは語った。
国家運輸安全委員会 (NTSB) のロバート・サムウォルト委員長は、同機体の調査で、片方のエンジンのファンブレード24枚が破損し、行方不明になっていることが判明したと語った。エンジンを取り巻くカバーの一部が、フィラデルフィア空港の北西約70マイルのペンシルヴァニア州バーンヴィルで見つかっている。
調査官は、エンジンが最後に検査を受けた時期を確認するため、同機体のメンテナンス記録を調べると同時に、同機のエンジンモデルに関する耐空性改善命令についても調査を進めている。
サムウォルト氏はまた、火曜日の事故と、空中でエンジンがバラバラになって落ちるという、2016年にメキシコ湾上空で発生したサウスウエスト航空機の事故との関連性も、今回の調査を通じて調査する方針を発表している。
4月17日のダラス行きの便が、ニューヨークのラガーディア空港を離陸した後、フィラデルフィア国際空港に着陸した。サウスウエスト航空によると、このボーイング737-700型機には、乗員乗客143名が搭乗していた。
最初に発表された声明は「現在、お客様および乗組員をターミナルへ移送中です」というものだった。
乗客の一人であったマーティー・マルティンスさんは、同機の着陸を映した動画を投稿し、Facebookで次のように投稿した。 「この飛行機の何かがおかしい!降下しているようだ!緊急着陸だ!これはニューヨークからダラスへ向かうサウスウエスト便です!」
彼は機内客室の揺れる様子を映した映像も投稿している。
「おそらく10分から15分もの間、飛行機は降下し続けました」「動揺していない乗客は1人としていませんでした。みんな泣き叫んでいました。これは人生の中で最も恐ろしい体験です」
「エンジンが空中で爆発し、空席の窓側3席を吹き飛ばした」と、マルティンスさんはFacebookに書き、破損したエンジンや割れた窓を写した多くの写真とともに投稿している。
ある乗客の家族であるトッド・バウアーさんは、エンジンの破片が窓を割ったようだと、NBC10に明かした。
ある女性は、体の一部が「機体の外に引っ張り出された」が、「別の乗客によって引き戻された」という。
この記事は英語から翻訳されました。