誰にでも居場所はある。ディズニー/ピクサー映画のプロデューサーがアカデミー賞授賞式で語ったこと

    メキシコを代表した作品が受賞したことに、感激の気持ちを表している人々がたくさんいます。

    第90回アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得したディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー(原題:Coco)』。

    この作品のプロデューサーとして携わった、ダーラ・K・アンダーソン、エイドリアン・モリーナ。そしてリー・アンクリッチが受賞スピーチで喜びをわかちあいました。

    アンダーソンはこう話します。「アートが世界を変えたりつなげたりすることができる証拠が『リメンバー・ミー』。みんなに居場所があって、よそ者だと感じてしまっている人々にも耳を傾けることで、実現できるのです」

    モリーナは、家族や夫が「自分に自信を持つこと、自分の出身に誇りを持つということが、どういうことなのか価値観を広げてくれた」と感謝の意を述べています。

    「この映画と一体感を感じたみなさんにも、そう思ってほしいです」

    「終わりなき美しい文化や伝統がなかったら、『リメンバー・ミー』は存在しなかった」とアンクリッチはメキシコの人々にメッセージを送りました。

    「子どもたちが、自分と同じように話したり暮らしたりしているキャラクターを見て育つことができるような世界に近づけるよう工夫しました」

    From earlier in the #Oscars broadcast: Lee Unkrich on the importance of representation. "Coco would not exist without your endlessly beautiful culture and tradition." Courtesy A.M.P.A.S. © 2018 https://t.co/K4mEgKGkPG

    「社会から取り残された人々も、居場所があると感じられて当然です。そんな人々の描写を増やしていくというのは大事なこと」

    メキシコを代表した作品が受賞したことに、感激の気持ちを表している人々がたくさんいます。

    「メキシコ系の家庭で盛り上がっていて、私も涙を流している。ありがとう」「溢れんばかりの喜びで一杯」などと喜ぶ声が寄せられています。

    また、「ラテンアメリカ系が代表されている、やった!」とラテンアメリカ系の映画がアカデミー賞授賞式という大きなイベントで注目されていることにワクワクする声もあります。

    『リメンバー・ミー』のチームのみなさん、おめでとうございます!

    この記事は英語から翻訳されました。