3週間以上続くキラウエア火山の噴火 溶岩は家や森を飲み込み続ける

    一部の溶岩は沿岸部まで到達。海に流れ出たマグマは有毒なガスを発生させるため非常に危険な状態となっている。

    ハワイ島のキラウエア火山の噴火の光景は、まるで夢でも見ているかのよう。この噴火はいまも拡大している。

    噴火活動は5月3日に始まり、住宅地にほど近いエリアで確認された地面の亀裂からは溶岩が流れ出た。これらは人々の生活圏も脅かし、2000人以上が避難を余儀なくされている。

    このエリアでは20個以上の亀裂が確認されており、溶岩だけでなく有毒ガスも噴出している。最低でも40軒の建物が破壊されており、1名が怪我をした。

    週末には溶岩流のスピードが加速、沿岸部まで流れ出た。溶岩が海へ到達すると、白い煙が上がる。米国地質調査所の発表によれば、この「レイズ」と呼ばれる現象は、溶岩が海水に触れて化学反応を起こすことで発生。塩酸ガスや火山性のガラスの微粒子を含んだ有害な煙が流れているため警戒する必要がある。


    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:千葉雄登

    BuzzFeed JapanNews