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日本は10番目!13ヶ国で調査した自分の国の誤解率

自分の国の基本的な事実を誤解している指標で、イタリア人とアメリカ人がトップだった。

イタリア人は彼らの国の基本的な事実の認識をほとんど間違えているようだ。イタリア人のあとには同程度の誤解率でアメリカ人が続く。

13ヶ国で5万人にインタビューをした新書で明らかになった。

ザ・ペラルズ・オブ・パーセプション:なぜ我々は身近なことを間違えるのか 」によれば、人々は自身が考えているよりも、彼らを取り巻く世界を知らないという。

例えば、アメリカ人にムスリムの人口の割合を尋ねると、平均は16.6%と答えたが実際の割合は1%に過ぎない。

イタリアとアメリカに続いて、誤解している人々の多い国は、フランス、オーストラリア、ベルギー、カナダ、スペインとなる。13ヶ国の中でポーランドは8番目、イギリスは9番目で、さらに誤解の少ない国は日本、韓国、ドイツとなった。最も誤解が少なかった国はスウェーデンだった。

筆者のボビー・ダフィーは、世界第3位であるグローバル・マーケティング・リサーチ会社「イプソスモリ」の社会調査研究機関の最高責任者だ。彼によると、イタリアとアメリカがなぜ最も誤解が多いか、一つの理由だけでは語ることはできないという。

ダフィーは「誤解の危険性が高まる時代」だと警鐘を鳴らす。

人々が気にかけていることを知るため、そして彼らの評価は感情に左右されるために、誤解を測ることは大切だという。さらに公衆衛生のように配慮の足りない分野を見つけることもできる。

しかし、誤解を抱くことに気を落とすことはないとダフィーは言う。

全てのことを恐ろしいと、そして悪化していくと考えることは一人一人を疲れ果てさせてしまう。それは現状の全否定と社会の根本からの再構築を主張する過激派のメッセージを、人々が真に受けてしまう危険性を生む。私たちはその主張と戦わなければならない。つまり、あなたが思うよりも、良い世界であると考え始めるべきなのだ。

あなたがどれだけ世界のことを知っているか、あなたの誤解度はどの国と最も近いのか、クイズを解いてみよう。イタリア、もしくは、スウェーデン??

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉