イタリアを襲った大雨と強風により、10月29日にはベネチアの4分の3が冠水してしまった。
29日の満潮時には、イタリア北東部の潟にあるいくつかの島々の水位は海抜5フィート(約1.5m)になり、観光客と地元の住人は、腰の高さまである水の中を歩くことに。
ベネチアは秋と冬に洪水が起きることが多いが、今回の洪水は強風の影響を受けているため、過去10年間で最悪の規模となっている。
ヴェネト州全域では、コードレッドが29日に発令された。
今回の洪水は、1966年の歴史的な洪水よりも規模が大きくなる可能性があるとヴェネト州のルカ・ザイア州知事は注意を促した。
CNNによると、イタリアではこの集中豪雨や暴風の影響で、少なくとも29人が死亡した。またいくつかの地域では学校、病院、観光スポットなどが閉鎖されたが、一部では再開している。
この記事は英語から翻訳・編集しました。