顔に血を塗る「ヴァンパイア・フェイシャル」で2名がHIVに感染

    2018年9月にVIP向けのスパへ地元保健局が立ち入り調査を行い、感染症への感染が疑われていた。検査の結果、2名がHIVに感染していることが明らかとなっている。

    アルバカーキのスパで顔に血漿(けっしょう)を注入する「ヴァンパイア・フェイシャル」と呼ばれる施術を受けた2人が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染した、ニューメキシコ州保健局はこれを受け、アルバカーキのスパで注射による施術を受けた人々に対し、ただちに検査を受けるよう警告している。

    保健局の調査で、ニューメキシコ州アルバカーキのVIP向けスパで2018年3月から2018年9月までの間に「ヴァンパイア・フェイシャル」を受けた利用客2名がHIVに感染していたことが明らかとなった。

    感染が確認された2名は同じウィルス株から感染していた。

    今回の問題が明らかになった後、施術を行っていたスパは2018年9月7日に閉鎖している。

    ニューメキシコ州保健局のケイシー・クンケル氏が公表した声明によると、このVIPスパで施術を受けた100名がB型肝炎、C型肝炎、そしてHIVの検査を受けた。

    声明の中で「検査を受けることはHIVそして肝炎の適切な治療を受けるためにも、とても重要なことです」とクンケル氏は語っている。

    「ヴァンパイア・フェイシャル」は2013年にアメリカのセレブ、キム・カーダシアンさんが施術を受けた様子をインスタグラムに投稿したことで人気を博したことで知られている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:千葉雄登