ISに破壊されたパルミラ 修復・復元のへの希望

    希望は、残っていた

    シリア政府軍は3月27日、イスラム国(IS)が制圧していた古代都市パルミラ奪還した。翌日、シリアの遺跡関係者が現地を訪れた。

    シリア文化財博物館総局のアブドルカリム総裁は、遺跡のおよそ80%が被害を受けずに残されていると、ロサンゼルス・タイムスに語った。

    被害を受けた部分もある。昨秋、ISは凱旋門を破壊。UNESCOはこの行為を「戦争犯罪」だと糾弾した。

    MAHER AL MOUNES / AFP / Getty Images
    MAHER AL MOUNES / AFP / Getty Images
    MAHER AL MOUNES / AFP / Getty Images

    重要な宗教遺跡、ベル神殿も爆破された。

    MAHER AL MOUNES/AFP / Getty Images
    MAHER AL MOUNES/AFP / Getty Images
    MAHER AL MOUNES/AFP / Getty Images

    それでも、被害が軽い遺跡については修復への希望の光がみえてきた。

    「被害はある。しかし、パルミラの全景は残っている」とアブドルカリム総裁は話している