ハリウッド女優「トランプ氏のデートを断ったら、ゴシップ誌で逆の内容を書かれた」

    サルマ・ハエックは背が低すぎる、というのが理由だったそう

    メキシコ出身のハリウッド女優で、映画「フリーダ」でも知られるサルマ・ハエック。ハエックは、ドナルド・トランプ氏にデートに誘われ、断った後、ゴシップ誌に彼女の背が低いことを理由に、逆にトランプ氏の方が彼女とデートするつもりはないと思っている、という内容の記事を書かれたとラジオ番組のインタビューで語った。


    ハエックがインタビューに答えたのは、ロサンゼルスに拠点を置くラジオ局「Radio Centro 93.9」のスペイン語ラジオ番組「El Show del Mandril」の中でのことだ。

    番組の司会者がハエックに、トランプから性的暴行を受けたと主張している女性たちについてどう思うか意見を聞いた。するとハエックは、女性たちの言い分を信じる、と語り、トランプ氏にデートに誘われた際のエピソードを語った。

    「私がトランプ氏に初めて会った時、私にはボーイフレンドがいました。トランプ氏は私の自宅の電話番号を入手するため、私のボーイフレンドと友人になろうとしたんです」

    その後、ハエックの電話番号を入手したトランプ氏は、電話でデートの誘いをしてきたという。

    「私は、自分にボーイフレンドがいなかったとしても、あなたとはデートはしない、とトランプ氏に伝えました。すると、トランプ氏自身ではないのかもしれませんが、誰かが(ゴシップ誌の)National Enquirerに電話をしたようなのです」とハエック。

    「National Enquirerに出た記事には、私の背が低すぎるから、トランプ氏は私とデートするつもりはない、と書いてあったのです」

    「後ほどトランプ氏から電話があり、留守電にメッセージが残っていました。『信じられるか? 誰がこんなことを言うのだろうか。 俺は、世間の人たちに君のことを、こんな風な人だと思ってほしくないな』という内容でした」とハエックは語った。

    ハエックは、一度もトランプ氏とデートしたことはない、と付け加えた。

    BuzzFeed Newsは7月に、2008年に慈善事業用オークションで、ハエックとのディナーが含まれている12万ドル(約1200万円)の豪華旅行を、トランプ氏がトランプ財団の資金で購入していたことを報じている

    この記事の作成には、Nathaniel Meyersohn が協力しました。

    ハエックのスペイン語のインタビューはこちら。