ダンボールで作ったニンテンドースイッチが、なんと本物に!父の愛あるサプライズに感動の声

    お父さんの愛とユーモア。笑って、泣ける、仲良し家族の話。

    大人気のゲーム機「Nintendo Switch」が欲しくて堪らない、6歳の男の子。ダンボールで手作りした“自作Switch”で遊んでいました。

    そんな男の子にお父さんが仕掛けた夢のようなサプライズと、男の子が喜びを爆発させる姿に感動の声が集まっています。

    男の子の名前は、かずとよ君。

    父・もひかんさん(@mohikan1974)がTwitterに写真を投稿し、話題になりました。

    かずとよ君がSwitchが欲しいことを察していた、もひかんさん。

    ある日、かずとよ君がお風呂に入っている間に、自作Switchを「本物」とすり替えました。

    そして、お風呂から出たかずとよ君は……。

    机の上に乗り、雄叫びをあげながら全身で喜びを表現するかずとよ君!

    Twitterでは「涙を堪えるのに必死でした」「感動をありがとう」「お父さんお母さん大切にするんやで…」といったコメントが寄せられています。

    @mohikan1974 素晴らしいお子さんと、御家族です。 思わず任天堂ゲームだいすきの 高校1年生のムスコと、 二人で微笑んで見ました。 わたしもムスコの成長を思い出し、 涙を堪えるのに必死でした。 とてもいいお話しでした。

    本当はサンタさんに貰うはずだった

    サプライズのきっかけは? もひかんさんはBuzzFeed Newsの取材にこう語ります。

    「Switchが世間で話題になって間もなく、やんわりとせがまれる様になりました。ただ『家族会議』を通じて家計を把握している様子で、決して駄々をこねることはなかったです」

    家族会議とは、「子どもたちが月ひとつだけでも何か目標が達成できたら」という思いから、もひかんさん一家が毎月末に開いているもの。

    その議事録はもひかんさんがTwitterに毎回投稿しており、多くのファンがいます。今年2月には初の著書『なんでも解決! もひかん家の家族会ぎ』を出版しました。

    たとえば、今年4月の議事録がこちら。

    4月度、家族会議の議事録です。ご査収くださいませ。

    「家計を把握している様子」だった、かずとよ君。

    その後、Switch本体はサンタさんにお願いすることにし、まず、こどもの日にSwitch専用カバーをおばあちゃんに買ってもらいました。

    @RAFLIX_core 本体はサンタに頼むからと、子供の日にばあばからカバーだけ買って貰ってたんです。そのカバーに収まるダンボールswitchを何個も作ってるうちにジャストサイズに🙂

    かずとよ君は、おばあちゃんに買ってもらったカバーをもとに、“手作りSwitch”を作っていました。

    もひかんさんはこう話します。

    「そのカバーに手作りのSwitchを出し入れして遊ぶ光景を見て、決断しました」

    「あとは品切れの店舗を駆け回りました。手に入れたのは、サプライズ前日の日曜日です」

    実は一年越しのサプライズだった

    「実は一年前にもサプライズの機会があったのですが」と、もひかんさんは言います。

    というのも、実はかずとよ君、1年前に「PlayStation Vita」も自作していたのです。

    息子が手作りVitaをさわさわして買ってくれアピールをしてくる。だめ。造形から熱量が伝わらないので出直してきたまえ。

    レゴでも作っていました。

    息子の手作りVita2号機はレゴでした。彼の想像するVitaにはアンテナがついているようです。いろんな事を受信して欲しいですね。ゲームから教わる大切な事って沢山ありますから。

    お、お母さん!?

    手作りVita3号機は嫁さんのオムレツでした。いやおまえも欲しかったんかーい!

    この1年を振り返り、もひかんさんはこう話しました。

    「家計が苦しく買ってやれないままでした。そこで今回こそはと挑みました」

    最後にこの写真をもう一度!

    父の粋なサプライズ。

    かずとよ君にとって、一生記憶に残る最高の思い出になりそうです…!