ボトックス注射をした出場者がミスコン失格(…ラクダの大会なんですけど)

    美の基準おしつけは、ラクダの世界にまで。

    サウジアラビアで開催されたラクダのビューティーコンテストにて、出場資格を剥奪されたラクダがいることがわかりました。失格理由は、ボトックス注射。

    ラクダはサウジアラビアのシンボル。今年で2度目となるラクダのコンテスト「キング・アブドゥルアズィーズ・ラクダ・フェスティバル(King Abdulaziz Camel Festival)」は、サウジアラビアで1月頭から末まで開催されました。フェスティバルでは、ラクダに関する複数のコンテストが行われましたが、その中の1つがビューティーコンテスト。しかし、まさかラクダにボトックス注射とは。失格になったのは1頭でけではなく10数頭いたというから、また驚きます。

    唇、鼻、顎などにボトックス注射。

    アラブ首長国連邦の新聞The Nationalの解説によれば、ラクダの美において顔の作りは非常に大きな判断材料になるといいます。同紙の取材に応じた親がラクダブリーダーだという31歳の男性は、「(失格になったラクダの)ブリーダーたちは、唇、鼻、上唇、下唇、顎にまでボトックスを使っていました」「そのせいで、頭が膨らんでいるようで、ボトックス注射のラクダがでてくると、『頭デカっ、唇デカっ、鼻デカって感じでしたね』」

    各コンテストには商品・賞金が準備されており、その総額は数百万ドルにもなるといいます。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan