線路に炎!? シカゴの鉄道会社が北極並みの寒さを乗り越える方法が話題に

    大寒波の影響で、シカゴでは氷点下30度に達する可能性もある。

    アメリカ中西部を大寒波が襲っている。シカゴのこれまでの過去最低気温は氷点下27度。しかし、1月30日の夜にも氷点下30度に達する可能性があり、この記録は更新される見込みだ。

    そんな中、現れた幻想的な風景に人々は魅了されている。

    これはシカゴ市内の交通システムの1つメトラで、スイッチポイントの雪や凍結による動作不良を防ぐために行われている。シカゴでは1月31日の夕方まで氷点下の気温が続くと見られている。

    写真で見ると線路そのものに火が燃え移っているように見えるが、正確には線路と隣接した部分設置されている「融雪カンテラ」に火が灯っているとメトラの広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に答えた。

    線路の脇にガスによる点火システムが設置されており、その火がスイッチポイントの凍結を防ぐ仕組みだ。

    CNNなど報道各社も上空からこの光景を報道した。

    It's so cold in Chicago that workers are setting fire to railroad tracks just to keep the trains moving. The extreme cold — around -22 F Wednesday morning — can cause rail defects. https://t.co/7NG3VKuPYV


    「シカゴはどれくらい寒いの?って聞かれたら、とりあえずこの動画を見せる」という人も。

    I'm just gonna show ppl this video whenever anyone asks me how cold it gets in Chicago https://t.co/HKS6k8a1n0


    この記事は英語から翻訳・編集しました。

    翻訳:千葉雄登