子どもを想う気持ちはいつの時代も変わらない　母の愛を収めた写真

当時のファーストレディー、ジャクリーン・ケネディ。娘のキャロラインが通う学校で。ケネディ暗殺事件が起きたのはこの1年後。（1962年5月24日）

当時2歳のハリー王子とダイアナ妃。この11年後、不慮の事故で彼女は命を落とす。（1986年7月18日）

父親と母親が見守る中、子どもが生まれた。へその緒を切る瞬間。（1970年）

母と息子を乗せた電車は進む。グルジアとロシアとの境にあるチェチェン共和国にて。その後、1994年には第一次チェチェン紛争が、1999年には第二次チェチェン紛争が勃発。2009年まで紛争状態は続いた。（1989年12月31日）

ファッションデザイナー・ノーマン・ハートネルの新作を見る母と娘。写真に映るのは南アフリカの伝統衣装を着た人形。（1943年11月20日）

娘と話すため、ベールを外すアフガン難民の女性。この写真が撮影されたアフガニスタン北部の都市・クンドゥーズは当時、国内では最後のタリバンの砦となっており2001年11月11日〜23日にわたって包囲戦が行われていた。（2001年11月19日）

古き良き時代の日本を写したこの画像は実はモノクロ写真。後に彩色を施したもの。

『ブラウン判決』について報じる新聞を掲げる黒人の親子。この日、アメリカ最高裁で下された判決は黒人と白人を分離した教育機関の不平等を認めたもので、歴史的に見ても大きな一歩だった。これが後の公民権運動へとつながっていく。（1954年5月18日）

写真家のドロシア・ラングは大恐慌で不安を抱える人の姿を写真に収めた。タイトルは『移住した母』。（1936年）

この母親はポーランド・ウッチで行われたナチスドイツによる「死の行進」から生き延びた。（1945年12月14日）

ジョン・F・ケネディ大統領（当時）が主導した月面着陸のためのアポロ計画の下積みとして、実行されたジェレミ計画。そんなジェレミ計画で初めて行われた有人飛行プロジェクトに搭乗する夫 ジョン・W・ヤングのミッションを見守る家族たち。ミッションは無事成功。（1965年3月23日）

ヒッピームーブメントの中心地・サンフランシスコでピクニックをする母親。ヒッピームーブメントはベトナム戦争への反対運動を発端に1960年代〜1970年代半ばにかけて盛り上がりを迎える。彼らは愛と平和を訴え、徴兵制度や兵士を戦場へ派遣することに反発した。（1969年9月30日）

ベストベビーコンテストで結果待ちをする母と子。1947年〜1949年にかけて日本でも第一次ベビーブームが巻き起こり、この3年間で約800万人以上の子どもが生まれた。現在、団塊世代と呼ばれる人々。（1952年）

聖書を読む黒人親子。当時は公民権運動真っ只中。1964年にアメリカで公民権法が制定された。その年、キング牧師にノーベル平和賞が授与されている。（1960年代）

レオナルド・ディカプリオとその母。ハリウッドの自宅にて撮影。（1975年7月）

シンディー・ローパーとその母 カトリーン・ドミニク。（1984年9月5日）

デビー・レイノルズは息子のトッドとキャリー・フィッシャーと共にポーズをとる。（1985年10月12日）

ドリュー・バリモアと母。（1982年6月8日）

マイケル・ジョーダンとその母。（1986年）

ヒッピーの集会に子どもを抱えて参加する母親。1970年代半ばにヒッピームーブメントは一度衰えた。（1970年）

第二次世界大戦が終わり、翌年から1964年にかけてアメリカはベビーブームに突入する。この写真は終戦の年にニュージャージーのプリンストン病院にて撮影されたもの。（1945年）

スコットランドのフェスに子どもを抱えて参加する母親。（1996年7月14日）