自然妊娠以外で赤ちゃんを授かった5組のカップルの話

    「どんなとき、赤ちゃんを買っている、という気分になるのか」

    赤ちゃんが欲しいと思ったとき、時間がかかっても、「自然に」妊娠するものと思っていた。なんて甘かったのだろうか。6か月試したのちに、検査をしてもらうことにした。その結果、夫の精子の数が少ないと診断された。医学的な介入なしで妊娠する確率は1%以下で、体外受精が唯一の方法と告げられた。体外受精でたくさんの人が妊娠している、私たちだって、と思った。費用はかかるかもしれないけど、最終的には赤ちゃんを授かるのよね?

    2年半後、私に言えることは、「たぶんね」ということだけだ。夫に下された診断は始まりに過ぎなかった。ところでこれは保険適用外である。卵子を3回取り出して、2回胚移植し、1回ポリープを切除して、中隔子宮を修復するのに子宮鏡検査、その他に超音波診断、血液検査もたくさんして、数えるのも面倒くさいくらい自分で注射を打ち、出産どころか、妊娠さえしていない。最近の胚移植では化学的妊娠をしたけれども、実際には「ちょっと妊娠」という程度。現時点で、自費で6万ドル近く費やした。その殆どは低利子のクレジットカードで借りたもの。(約660万円、1ドル=110円換算)

    医学的な介入であれ、養子縁組であれ、子どもがいる人、子どもを授かろうとした他の人たちは、どうやったのかを知りたくなった。いったいいくら使ったのか。その結果、どうだったのか。今回、アメリカ各地に住む、背景も収入額も異なるカップル5組に話を聞いた。

    インタビューは長さと明瞭さのために簡約されている。

    ケイティ・ターヴェイ、エミリー・ニック
    :30(ケイティ)、37(エミリー)
    場所:テキサス州キルゴア
    職業:化学技師(ケイティ)、教師(エミリー)
    収入:7万5千~10万ドル(825万~1100万円)
    費用:2万ドル(220万円)

    ケイティ:Known Donor Registry(ドナーが分かる登録所)というホームページがあり、精子を提供してくれる男性が登録しています。普通に性交してくれる人もいます。要はセックスをしたいわけですね。好意から提供してくれる人もいれば、単に変な人もいます。精子バンクに払うお金がないレズビアンやシングルマザーを選ぶ多くの人が、試しています。2番目に話した男性はとても感じがよく、少しおたくっぽかったけど、格好よかった。なので、取引成立。送料に100ドル(11,000円)払いました。発送してくれたのですが、荷物が紛失してしまい大泣きしました。結局、知り合いに頼みました。5か月間試しました。契約書を用意して、合法にするために、公証人に認証してもらいました。その人の精子を使って自宅で子宮頸管内への精液注入を5回試しましたが、分かったことは、その人の精子の数がとても少ないということだけでした。

    また、相手が望めば、赤ちゃんが生まれて48時間は権利を主張することができることも学びました。なので、精子バンクに行きました。150~450ドル(16,500~49,500円)の小瓶がありました。送料は、230ドル(25,300円)。毎月、子宮内授精をするために、2瓶買っていました。最初の月に、2回子宮内精子注入をやって、これは保険が適用されました。翌月、自宅で子宮頸管内への精液注入を2種類の精子で試しました。職場まで持ってきてもらいました。それで、ねじ込む、という感じで、医者に戻って、また子宮内授精を2回やりました。そして、ようやく上手くいきました。

    第2子のときは、息子が7歳のときで、生理を再開させるためにプロゲステロンを飲みました。同じ医師のところで、子宮内授精を2回試しました。保険に関しては、「前回保険を適用できたのは事故だったので、精子とは別に毎月700ドル(77,000円)かかる」と言われました。医師のところには精子を保管する場所がなかったので、毎月送料だけで230ドル(25,300円)かかりました。この月は搾り取られました。そして、生殖内分泌学者の診療所へ移って、そこでホルモン注射をしながら、子宮内授精を3か月試しました。上手くいきませんでした。レズビアンであるだけじゃなくて、生殖にも問題があるのか、と思いました。8月に2回目の胚移植を試して、妊娠しました。

    うちの奥さんは、本当に、本当にやりくりが上手なんです。ずいぶんと出費を抑えられました。子宮内授精と精子の費用は、節約して払いました。2015年の1月か2月に精子を買い始めました。今では3倍の値段がします。ですから、当時250ドルで買っていた小瓶は、同じ提供者なのに800ドル(27,500円→88,000円)します。使わなかったら、買った値段の75%で買い取ってくれます。そしたら、その提供者の精子がなくなってしまい、私たちはびびってしまい、精子バンクに電話をして、言いました。「いくらでも払うから、何とかして」7瓶入荷したので買いました。体外受精用に2瓶残して、すべて使ってしまいました。

    体外受精が始まるまでは、お金はストレスではありませんでした。子宮内授精に関しては、ふたりでできました。体外受精を始めたら、「どうやんの?」という感じでした。驚嘆しました。エミリーの祖父が2011年に亡くなり、遺産が少しありました。遺産を使えるか聞くのが怖かったけれども、エミリーも同じことを考えていて、使おうと言ってくれました。借金をするのよりも、その方がいいと。体外受精に必要な金額をきっかり下ろしました。1万500ドル(115万5千円)。そして、薬剤に1500ドル(165,000円)払いました。今回は、保険会社も何か私に異常があると思ったようで、胚移植の費用の一部を払ってくれました。なので、私が払った金額は、900ドル(99,000円)でした。

    エミリー:私が費用を少し、例えば半分持ち出して、残りの半分を完済することについて話し合いました。計算したのです。遺産を1万ドル(110万円)受け取って、体外受精に使った方がいいと気づいたのです。

    最初の体外受精に失敗したとき、ケイティはかなり落ち込んでしまいました。残っている2個の胚について話し始めました。ケイティはもう1度試したいと言いました。恐らくまた遺産から持ち出すでしょう。残りの2個の胚が上手くいかなかったら体外受精をもう1度試すことに同意しました。お金の問題だけではありません。身体に対してしていることです。そちらの方が私にはストレスでした。どの薬を飲んでも、気分が落ち込み、塞ぎ込みました。疲れていて、気分が優れないのです。ストレスでした。「また幸せになれるときがくるの?」という感じでした。

    ノエル、リッチ・ジョーンズ
    :41(ノエル)、40(リッチ)
    場所:フロリダ州ジャクソンビル
    職業:セックス・セラピスト(ノエル)、ラジオ番組の司会者(リッチ)
    収入:25万~30万ドル(2,750万~3,300万円)
    費用:6万1千ドル(671万円)
    (2007年の養子縁組で2万7千500ドル(302万5千円)、2015年の養子縁組失敗に1万3千ドル(143万円)、2016年の養子縁組に2万1千ドル(231万円))

    ノエル:2007年の最初の養子縁組で、地元の代理店に登録しました。ミーティングをして探し始めるのに、300ドル(33,000円)かかりました。家族のことを説明する写真つきのプロフィールを用意します。印刷代に数百ドル(数万円)かかりました。生みの母親とかなり早くマッチングされました。相手に選ばれたら、前金で2万7千500ドル(302万5千円)の半分を払う必要がありました。この時点では、相手が心変わりしたり、上手くいかなかったりしたら、前金の一部は戻ってきますが、全額は戻ってきません。お金のいくぶんかは、相手の生活費に充てられました。相手は長期滞在型のホテルに住みながら4人の子どもを育てていました。ウォルマートのギフトカードなど、さまざまなものの支払いをしました。

    私の理解では、約35%は相手の生活費に充てられて、約60%が法的手続きの費用だと思います。お金の大半は、代理店への支払いと法的費用でした。幸いにも、翌年とその次の年は、養子縁組のおかげでかなり大きな金額の税額控除を受けられました。(編集注:2016年の税額控除は、子どもひとり当たり13,460ドル(148万600円))

    2015年、養子縁組に失敗しました。生みの親と数か月ペアを組みましたが、「赤ちゃんを譲る意志がないと思われる理由が見つかった」と代理店から知らされました。代理店と弁護士と話し合った結果、身を引くと告げました。損害分は税額控除を受けましたが、翌年に養子縁組が成功した際、前回と同じ養子縁組の試みとみなされて、税額控除は受けられないと言われました。

    2回目の養子縁組のときは、代理店は通さずに、弁護士だけ通しました。子どもを養子縁組に出そうとしている女性がいて、その手伝いをしている弁護士が知人の知り合いで、紹介してくれたのです。安定した住まいを所有している方でしたが、外傷性脳損傷を患っている人でご自身では子どもを育てられない、とのことでした。なので、あまり生活費を払う必要はありませんでした。出産準備のためのカウンセリング費用を払いました。

    最初の養子縁組では、父がお金を貸してくれ、利子なしで返済すれば良かったので助かりました。代理店は、お金の出所は気にしません。失敗した養子縁組は、自分たちで払って、2度目の養子縁組のときも、父から借りました。父に借金はありますが、信用履歴に残るものではありません。自分たちのお金と家族からの借金で賄えた点では、私たちは幸運でしたが、それでも腹が立ちます。ここまで費用がかかるべきじゃありません。フロリダ州は、他の州よりも費用がかからないのですが、それでもこれだけかかっています。確か、フロリダ州では、裁判所を通さずに、5千ドル(55万円)までは生みの母親に経費を払うことができます。5千ドル以上の場合は、裁判所を通す必要があり、場合によっては経費が1万5千ドル(165万円)になることがあると弁護士に言われました。どの時点で赤ちゃんを買っている気分になるかですって?その気持ちには苦しみました。

    ニコル、クリス・パルファー
    :29(ニコル)、31(クリス)
    場所:イリノイ
    職業:会計士(ニコル)、ディーゼル整備士(クリス)
    収入:7万5千~10万ドル(825万~1,100万円)
    費用:2万ドル(220万円)

    ニコル:卵子の提供を受けていました。「卵子の共有」という仕組みを選びました。私たちが卵子を6つもらって、残りは代理店がもらうのです。相場の半額くらいでした。卵子提供の代理店とクリニックに、1万4千ドル(154万円)払いました。そして、それとは別に、生殖クリニックに2500ドル(27万5千円)かかりました。これには薬代は含まれていません。薬代は、2000ドル(22万円)近かったと思います。

    クリス:卵子提供者を選ぶのは、Facebookみたいでした。

    ニコル:ホームページに卵子提供者の写真が並んでいて、簡単な経歴が記載されています。出身地とか、学校での成績、関心事とか。気に入った人がいると、代理店にメールを送って、長い経歴書を送ってもらいます。そこには家族の病歴、習慣、職業、学歴などが記載されています。

    代理店が卵子提供者に電話をしたとき、提供者は泣きました。忘れません。喜んで提供してくれました。

    クリス:赤ちゃんを授かる前に貯金が足りるのか心配しました。保険がひどいのです。

    ニコル:殆どは貯金から出しました。代理店への支払い1万4千ドル(154万円)です。薬代はすべて、無利子のクレジットカードで払いました。そして、細々としたものは、定期預金から払って、できる限り健康関連の貯金に入れていました。今はクレジットカードを使っています。移植は、クリニックに支払った2500ドル(27万5千円)に含まれています。

    クリニックがこの「卵子共有」の仕組みを始めたばかりで、医師に考えてみないかと提案されたときに、「これだ」と思いました。「サインするから紙をちょうだい」と言いました。

    提供された卵子の胚を使って、現在妊娠17週目である。

    エイミー、ゴードン・ペリン
    :37(ふたりとも)
    場所:ミシガン州プリマス
    職業:財務、IRマネージャー(エイミー)、エンジニア(ゴードン)
    収入:15万ドル以上(1,650万円)
    費用:20万ドル(2,200万円)に近づいている。

    エイミー:3回自然妊娠をしたのですが、3回とも流産してしまいました。最初の流産は、子宮内容除去術で子宮から組織を取り除くのに救急処置室で1万1千ドル(121万円)かかりました。税控除は6000ドル(66万円)で、もう1回1万ドル(110万円)かかる場合は、7割か8割税控除されます。大打撃でした。赤ちゃんを失っただけではなく、これだけ払わないといけないのです。2回目と3回目の流産は、かかりつけの医師のところにお願いしたので、子宮内容除去術の支払いは500ドル(5万5千円)でした。

    2回卵子を取り出して、一連の薬剤投与、胚の遺伝子診断、2回胚移植をしました。

    保険は役立たずでした。私の保険では不妊治療はカバーされませんでした。ふたりとも大企業に勤めています。何年か前に夫の保険証券を読んだのですが、不妊治療も対象でした。でも、実際に始めてみないと、すべての専門用語は分かりませんでした。35歳以上で妊娠したことがあったため、不妊とはみなされませんでした。

    ゴードン:どんな保険でもひとつ適用外だと、適用外で保険会社は通してきます。

    エイミー:最初の卵子採取で遺伝子診断を通った胚が7つありました。2つは上手く解凍できなかったので使えませんでした。最初に採取した卵子が2つ残っていました。

    ゴードン:代理母も選択肢でした。

    エイミー:先週、経費を確認してみました。退職金の積み立てに手をつけずに、代理母の費用を貯めるのにどのくらいかかるだろうか。子どもを授かったときに、文なしでは困ります。2年かかると思いました。今のところ、毎回支払えています。夫は一緒になる前の家を4万ドル(440万円)で売りました。私の両親も要所要所で支援してくれます。

    でも、代理母の場合、お金を事前に見せる必要があります。

    ゴードン:払いながら進められるのであれば、すぐにできるでしょうが、最初に全額必要なのです。そして第三者に預託されます。

    BuzzFeed Newsに最初に話してから、ゴードンとエイミーは代理母を見つけて、2月に胚移植をする予定である。

    エイミー:気に入る代理店が見つからなかったので、Facebookに代理母に頼もうと思うと書いたところ、友だちの友だちが見て、大学のルームメイトが代理母に頼んだ、と教えてくれました。そしてインディアナポリスの代理店を紹介してくれました。次は、インディアナポリスに医師と精神科医を探す必要がありました。(編集注:ミシガン州は、利他主義で、報酬を受けない代理出産は合法である)

    ベテランの代理母に保険料を払っています。シカゴのカップルのために、代理出産を経験していました。週末に会いに行って、出産を希望する病院にも行きました。最初の代理出産は、癌を患った人のためだったそうです。出産後、搾乳して、夫婦と赤ちゃんに届けたそうです。

    ここまでで、軽く10万ドル(1,100万円)です。代理店がかなりの割合を持っていきます。この代理店のよかったところは、全額を最初に請求しなかったところです。分割でした。最初に5千ドル(55万円)。成立しなかったら、それで終わりです。でも、今は全額が第三者に預託されています。6万ドル(660万円)ほど全額払っています。お金関連は常軌を逸しています。幸いにも、祖母が支援してくれ、私たちもボーナスを使ったりしました。資産家の女友達が必要なだけ貸してくれると言ってくれました。金欠ではありませんが、すべてのお金を代理出産に注ぎ込むのは、とてもストレスです。

    代理店が医療面や精神面のことはすべてやってくれるので、代理母に会って、お願いすることに決めたら、代理店に経費を払い戻します。そして代理店に別途手数料を払って、医療費の経費精算をします。こちらの弁護士、先方の弁護士の費用を払って、代理母の生命保険の手配をしました。遺言書を起草する費用を払い、移植、薬の費用も持ちます。ビタミン剤やガソリン代など一か月に数百ドル支払い、心音が聞こえてきたら、出産するまで月々の支払いがあります。

    追加で保険に入る必要はありませんでした。(代理母による出産をカバーしない健康保険は多い)代理母は、ACAの保険に入っていました。ACAは代理出産にとても役立つのですが、いつ変更されるか分かりません。ですから2019年になって欲しくありません。この移植が上手くいくことを願っています。

    もうひとつ、ものすごく頭にきていることがあります。出産後、6~8週間は働けないので代理母に支払いをする必要があるのですが、私も支払いを受けていません。会社の規定では、有給をもらうには自分で生まないといけないからです。この規定は変えてもらおうとしています。7年勤めていますが、まだ誰も出産した人がいないのです。

    カメコ、ジェイソン・ハウエル
    :32(カメコ)、40(ジェイソン)
    場所:ノースカロライナ州
    職業:警察官(カメコ)、国立公園管理人(ジェイソン)
    収入:7万5千~10万ドル(825万~1,100万円)
    費用:1万5千ドル(165万円)

    カメコ:子宮卵管造影を2回やる必要がありました。卵管が綺麗か確認するのです。1回当たり3千ドル(33万円)かかりました。子宮内容除去術と腹腔鏡下手術もしました。ここでも数千ドル払いました。保険が適用されていたときは、1か月の薬代は50ドル(5,500円)でした。最初の子宮内受精は、最初の診療所では200ドル(2万2千円)で、新しい診療所では1サイクル500ドル(5万5千円)でした。すべて自費で、合計8回試しました。

    体外受精を試したいのですが、問題はお金です。私の保険も夫の保険も、体外受精は適用外なのです。私の本職は警察官で、夫は政府職員です。ですから、あまり収入はよくありません。なので、副業をする必要がありました。夫はウーバーで運転手を始めました。私はメークアップもするので、お客さんを増やしました。家の周りの不要品を売りました。再販のグループにいくつか入っていて、助かりました。カツラ、メーキャップ、服、靴。3千ドル(33万円)近く売ったと思います。夫もたぶん3千ドル(33万円)くらいウーバーで稼ぎました。

    ジェイソン:とてもストレスでした。特にウーバーです。お金になるのか分からないのですから。ここでは市場は飽和状態で、お客さんがくるのかも分かりません。そして次の日には普通に仕事に行くのです。とても疲れが溜まって、ストレスでした。

    カメコ:夫は今でもウーバーを続けていて、私も時々、物を売っています。でもしばらくの間、不妊治療らしいことはしていませんでした。何がしたいのかどっちつかずなのです。かかりつけの診療所で体外受精を受けられるようになったのですが、医師からは1万ドル(110万円)ほどかかると言われています。二の足を踏んでいる唯一の理由は、お金です。

    実際にいくらかかるのか知っていたらと思いました。保険の不妊治療の上限はかなり早い時点で調べていました。診断を受けて、「他は何もカバーできないね」と言われるまで、上限があるということ自体もしらなかったので。

    ジェイソン:財政面が実にメンタルにきます。すべてがお金と密に結びついています。治療の支払いをするのに次は何をしようか、どうやって支払おうか、食べるためのお金をどうするか、次の日に仕事に行くのにガソリン代をどうするか。そんなことを心配するのがストレスです。

    カメコとジェイソンは、医学的な介入なしで自然に妊娠して、現在12週とのことである。




    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan