Airbnbやアメリカ系ホテル、キューバに進出へ

    オバマ大統領の訪問も後押し。

    Airbnb、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドと、マリオット・インターナショナルは、米財務省からキューバで宿泊設備を提供する認可を得たと発表した。

    スターウッドはすでに、首都ハバナにある歴史あるホテル「イングラテッラ」など高級ホテル2軒と、ビジネス客向けの施設をオープンする計画をすすめている。

    Airbnbは、4月から、世界中どこの旅行客であっても、キューバのAirbnbに宿泊できるようにする。同社はこれまで、1年間キューバで営業していたが、ここ1年間はアメリカ政府から認可を受けた旅客しか、受け入れることができなかった。

    Airbnbは、昨年4月以降、4000人以上のAirbnbホストがキューバで誕生していると、BuzzFeed Newsに話した。キューバは、Airbnbの歴史上、最も成長の速度の早い市場となっている。

    アメリカのオバマ大統領は今月20日、冷戦時代にアメリカと対立していたキューバを訪問した。Airbnbのブライアン・チェスキーCEO、マリオットのアルネ・ソレンソンCEOも、キューバ入りした。