自動運転車両で死亡事故発生。その衝撃的瞬間をレコーダーが捉えていた。

    日曜日の夜、アリゾナ州にてウーバーの自動運転車両が事故を起こし1人の女性が命を落とした。

    3月18日、アリゾナ州でウーバー(Uber)の自動運転車と、自転車を抱えて歩いていた女性が接触する事故が起こった。この様子をとらえた動画を現地警察が公開した。

    この動画には事故直前までの様子が収められている。「衝突の瞬間は見る人への衝撃が強すぎるためカットした」とテンピー警察のリアナ・デュランさんは話す。

    動画(閲覧注意)

    Tempe Police

    事故に遭ったのはエライン・ハーツバーグさん(49歳)。横断歩道でない場所で横断しようとしたところ、事故に巻き込まれた。地元の病院に搬送されたが、亡くなった。これは自動運転車による初めての死亡事故だった。

    車に乗っていたのはラファエル・バスケスさん(44歳)。ウーバーの社員で自動運転に必要なトレーニングと試験を受け、問題なしとされていた人物だった。事故当時、時速40kmで走行していたとみられる。

    動画では、道路ではなく、手元を確認しているように見える。

    警察によれば、国家運輸安全委員会と国家道路交通安全局が、火曜日から詳細を調査しているという。

    「所轄課ではこの事件を入念に調査している。詳しい情報は追って伝える予定だ」と警察は発表。

    ウーバー側は「正直、目を背けたくなるくらいとてもショッキングな出来事です。事故に遭われた方の冥福を祈ります。この件の真相解明のため、できること全てをするつもりです」とコメントしている。

    BuzzFeed Newsは、事故当時、車両を運転していたバスケスさんのコメントをまだ入手できていない。テンピー警察への質問も未だに回答はない。


    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:千葉雄登

    BuzzFeed JapanNews