アメリカ・アーカンソー州にあるマクドナルドで、店員がドライブスルーの客に熱い油をかけるという事件が発生。警察が出動、けが人が病院に搬送される事態となった。店員はすでに解雇されている。
警察が現場となるマクドナルドに到着したのは、8月19日、日曜日の午後11時ころ。ドライブスルーを利用した客、トニオ・アンドリューがクレームをつけ、店のガラス扉を叩いていると店のマネージャーから通報を受けたのだ。
その約30分後、警察に同じマクドナルドから再び通報がはいった。しかし、2度目の通報は、店ではなく、アンドリューから。いわく、20ピースチキンナゲットを注文したのだが、気が変わり、ドライブスルーの窓にてチーズバーガーへの変更を告げたところ、店員と口論になったという。
この時、店員側が「食べたいものはしっかり決めとけ。時間ムダにさせんな、アホ」と返したという。店員がドライブスルーの窓を閉めようとしたので、アンドリューが手で押し変えしたところ、揚げ物用と見られる熱した油を顔にかけられたというのだ。
警察が、アンドリューの顔を確認したところ、確かに油でのやけど跡があった。
口論の末、1度ドライブスルーを離れたアンドリューは家族に電話。すると、家族がマクドナルドまで応援にやってきた。その中の1人が店のドアを壊してしまう事態に。また、1人は怪我を負い、アーカンソー大学病院へと搬送された。
BuzzFeedの取材にて、マクドナルドはこの事件を認め、店舗オーナーが該当の店員をすでに解雇したと回答。こうコメントしている。
「このような行為は、マクドナルドで容認されるべきことではありません。該当する店員はすでに解雇しました」「本件については、警察と協力して進めています」一方、アンドリューへコメントを求めたものの、返答はない。
現在、地元警察は防犯カメラの映像などから、事件を調査中。