20歳の女性がハリケーン・フローレンス上陸時にバリケードを迂回して高速道路に侵入し、洪水によって1歳だった息子が死亡した。彼女はこの件で、過失致死罪に問われている。
9月、ダジア・リーさんはハリケーン・フローレンスが直撃していたノースカロライナ州ウェイズボロの家族の元へ向かう途中でバリケードを迂回して高速道路に侵入し、結果的に息子のカイデン・リー・ウェルチ君が死亡したと当局が発表した。このハリケーン・フローレンスは、少なくとも43名の死者を出した。
ユニオン郡のエディー・キャシー保安官は、2人が乗っていた車は洪水に押し流され、フロント部分が下を向いた状態で木々の間に挟まったという。さらにキャシー保安官は、水の勢いによってリーさんがカイデン君の手を放し、カイデン君は「水中から出ることができなくなった」と語った。
カイデン君は洪水が収まった後に近くのリチャードソン・クリークで発見された。彼の遺体はバンパーと近くの木に挟まれていた。
「我々は今後とも、この小さな命が失われたことで苦しんでいるすべての人に祈りを捧げていきます。しかしながら、徹底した捜査とすべての事実を鑑みて法律に照らした場合、これらの告訴は妥当だと思っています」今回の告訴をフェイスブックで発表したキャシー保安官はそう述べた。
リーさんは閉鎖された、または開通していない高速道路での走行に関しても罪に問われているが、息子を失った後のインタビューで自身の行動を擁護した。
「私は息子の手を握り、放さないようにし、引っ張り上げようとしていました。ですが限界に達し、手を放してしまいました」彼女はFox 46のインタビューでそう話した。「私はあの子をお腹に宿した時から、その瞬間からあの子を失ったあの時まで、自分にできることはすべてやってきました。あの子を救い、守るために、親としてできることをすべてやってきました」
ユニオン郡保安官事務所は、さらなるコメントの求めにすぐには応じなかった。
この記事は英語から翻訳・編集しました。