フェミニスタ・ジョーンズは、アメリカの作家で活動家で、フルタイムのソーシャルワーカーだ。彼女はSNSを使って、女性が直面する問題についてよくコメントしている。
ジョーンズはこう語る。「私の経験では、男性が女性を褒めた時、女性が『私もそうと思う』と返答すると、男性は怒りだすのです。男性は、女性が自分の長所に無自覚であるべき、と思っているようなのです」
先月、ジョーンズは冗談交じりに「今日は男性を怒らせよう。彼があなたを褒めたら『私もそう思う』と返答しよう」とツイートした。
「一般的に、女性は自分自身を褒めるべきではないと教えられています。女性が自分を褒める時は、謙虚でなければならないようなのです」
ジョーンズは、この前提は社会に深く根付いているという。
ツイートを見た多くの女性たちが、彼女に同意し、自分の経験をシェアした。
「バス停で男性に『すごく美人だね』と声をかけられた。『そうでしょう。ありがとう』と答えたら、嫌な顔をされた」
「12歳の時、ある男性に『頭が良いね』と褒められた。『ありがとう。分かっています』と答えたら『お高くとまっている』と言われた」
「女性は美しくあることを社会に求められているのに、なぜか自分の美しさに気付いてはいけないことになっている」
ジョーンズは自分は「作家として優れている」と思っていたが、優れているかどうかは周りが決めることだと言われたという。「女性は、自分に自信を持ってはいけないようなのです」
「社会にはこういう態度を『不遜』とする風潮があります。褒め言葉を言った人は、自分が感謝されるべきだ、と考えているようなのです」
ジョーンズは、すべての男性が、このように振る舞っているわけではないと付け加える。
この記事は英語から翻訳・編集しました。