南アフリカの写真家Paul Shiakallisは、レザーの服に身を包んだ女性グループの生き様を数年に渡って記録してきた。「Queens of Marok」として知られる、ボツワナのヘビメタサブカルチャーの女性たちだ。Marokとは、現地のツワナ語で「ロッカー」を意味する。Shiakallisは、写真シリーズ「Leathered Skins, Unchained Hearts（レザーの肌、自由な心）」で、 女性たちの人生に光を当てている。彼女たちは男性上位社会に反旗を翻すことで自己を表現しようとしているのだ。
Shiakallisによると、女性がMarokであることは男性よりも難しいという。女性の方が人々からの批判を受けることがずっと多いからだ。Shiakallisは撮影について説明しながら、BuzzFeedにこう語った。「ロッカーだと『カミングアウト』する女性の中には、写真を取られる心の準備ができていない人もいました。他の状況では、男性が撮影を止めさせることがよくありました。自分の彼女が他の男（カメラマンである自分）の目の前にいるのが嫌だとか、Marokだと認めることが嫌だとかいうのが理由でしたよ」
この記事は英語から翻訳・編集しました。