1月20日(現地時間)、米ワシントンDCの警察当局は、トランプ大統領就任に反対する抗議集会の参加者計217人を、扇動の容疑で逮捕したと発表した。
デモ隊の鎮圧にあたった、デモ隊の鎮圧にあたった警官6人が軽傷を負った。
警察当局によると、組織されたデモ隊が就任式の会場近くで、車などに火を放ったり、路上にある器物を破壊し、90人以上が逮捕された。
警官と衝突したデモ隊は、ワシントンDC中心部の公園ナショナル・モールに向かって行進していた。
デモ隊は、ワシントン・ポスト紙本社前にあったリムジンに火を放った。
地元消防署によると、リムジンは1月20日朝、デモ隊に損壊され、そのままワシントン・ポスト紙本社前に駐車していた。
警官隊にものを投げつけるデモ参加者もいた。
警察は、殺傷能力の低いゴム手榴弾を投げ、デモ隊の鎮圧に当たった。
衝突の現場からは、ピンク色の煙が上がり、爆発音が鳴り響いた。周辺に居合わせた人々は驚き、その場から逃げ出した。
警察は声明で、バールやハンマーを持ったグループが、車や商業施設に火を放つなど、破壊行為を行ったと発表した。
現場周辺に居合わせた、多くの人が騒然とした様子をSNSに投稿している。
デモ参加者が、警察に逮捕される瞬間を捉えた写真も。
警官隊は、現場周辺に近づかないよう、大声で呼びかけた。
銀行の窓を壊すデモ参加者も。
スターバックスコーヒーの窓や、ATMも破壊された。
催涙スプレーを使ってデモ隊鎮圧に当たる警察
衝突の間、現場周辺には幾つもの白い煙が上がった。
「くそ、トランプ!まだ就任初日だぞ!」
デモ隊が放った火を、トランプTシャツを着た男性が、鎮火しようとする場面もあった。
救急車に運ばれる参加者もいた。
デモ参加者を取り囲む警官隊。
警察が催涙ガスを使用した後も、デモ隊の叫び声は止まらなかった。
この記事は英語から翻訳されました。