壊滅状態の街で。今日も練習を続ける空手少女

    空爆で大破したシリアのアレッポで、6歳の少女は今日も空手を練習している。

    この少女はヌール、6歳。

    いつか空手のチャンピオンになることを夢見ている。

    しかし、壊滅状態にあるアレッポでは、ワッシムは娘と一緒に練習できる場所を見つけられなかったと、写真家のヤヒヤ・アルレッジョはBuzzFeed Newsに語った。だから、その場でやるしかなかったのだ。

    包囲攻撃が最も激しかった時、家族はこの町を逃れ、近くの田舎の集落カフル・ケルミンへと移った。そしてここで練習を続け、ヌールは小規模ながらもパフォーマンスを始めた。

    現在ヌールはこの地域では有名で、みんなが彼女の格闘を見に来るのだと、家族のアルレッジョは語った。今も父親と練習を続けており、YouTubeの空手の映像も見て役立てようとしていると言う。

    父ワッシムは、シリアを離れたくはないのだと話す。その代わり、唯一の子どもが格闘家チャンピオンに育って、「新しいシリアの美しい幕開け」を支えてほしいと考えている。

    いけ、ヌール!

    この記事は英語から翻訳されました。