先月末、米テキサス州を襲った大型ハリケーン、ハービー。被害を受けたのは、人間だけではない。犬や猫、家畜などの動物たちも家を離れなければならなかった。
家族の一員のペットと一緒に、緊急避難を余儀なくされた飼い主は多い。
しかし、中にはペットを置いて行かざるを得なかったり、避難中にはぐれてしまう人もいたようだ。
犬のブルーは車の上で身動きが取れなくなってしまった。
CBSテレビの記者、マイルズさんによると、ブルーは後に救助され無事だったという。取り残されたペットは、ブルーだけではない。
CNNの記者、エド・ラバンデラさんは、ボートの中に残された2匹の犬を見つけた。
テキサス州ランバートンでは、こんな救出劇もあった。冠水した道路から犬が助け出された。
AP通信によると、テキサス州ロックポートでは、迷子の子猫が近隣住民によって保護されたという。
米国動物愛護協会は、家に残された猫たちを救助してきた。
ロイター通信によると、ヒューストンのコンベンション・センターに設けられた避難所では、指定された場所で飼い主がペットと過ごすことが可能になったという。
飼い主がペットのそばにいられるよう、動物の移動式避難所が設置されている。
サンアントニオ市の動物保護サービスは、水が来ないような安全な場所でペットを保護するため、緊急の避難所を設けた。
米国動物愛護協会のブログでは、被災した動物たちを支援するための寄付をすることができる。
この記事は英語から翻訳されました。