こちらは米国メリーランド州のシャノン・ウィークルさん(29歳)と、彼女の祖母グラディスさん。グラディスさんは今年9月、98歳になりました。
シャノンさん一家は毎年、グラディスさんの誕生日には何かしらスペシャルな企画をしてきました。たとえば95歳の誕生日、グラディスさんとシャノンさんはおそろいのタトゥーを入れました。100歳になったらスカイダイビングをしよう、なんてアイデアが出たこともあります。
今年グラディスさんが98歳を迎えるにあたって、シャノンさんが計画したのは素敵な写真撮影です。「おばあちゃんがこれをやったら、すごく可愛いと思ったんです」とシャノンさん。
撮影したのはシャノンさんの友人、カラ・リン・マクギルブレーさん。カラさんが撮った写真をFacebookでシェアしたところ、一気に拡散されました。カラさんはグラディスさんについて、「自分が年取ったらまさにこうなりたい、って思える人なんです」と語っています。
グラディスさん自身は、このバースデー写真が拡散されたことにとても驚いています。「ただのおばあさんが孫と楽しく過ごした、ってだけで誰かがそんなに喜ぶなんて、どうしてそうなるのかよくわからないんですよ」とBuzzFeed Newsに語りました。
写真撮影では「最初は少し、圧倒されてしまいました」とグラディスさん。「だから私、この子たちなんてただの子どもじゃないの、私にこのバカなことをさせたいのね、と思ったんです。それで、他にすることもないしね、と思って」と、撮影当日の思いを茶目っ気たっぷりに語りました。
「グラディスには、スパークリングワインは飲んでるふりでいいって言ったんです。でも、ノー!」撮影したマクギルブレーさんはメールでBuzzFeed Newsに語りました。
「彼女は私を見て、何バカなこと言ってるの? という顔で、笑いながらどんどん飲みだしたんです!」
グラディスさんは、青い髪は孫たちが写真用に染めてくれたのだと言います。シャノンさんはグラディスさんに「洗えば落ちるから」と言ったそうですが、「でもまだ青いんですよ」とグラディスは笑います。
98年でどんな知恵を身につけたかと聞かれたグラディスさんは「人生を生き抜くには、とにかく気楽じゃなくちゃいけません。楽しむの! 2回目はないんだから」
98歳になったことについては、「あんまり深く考えてないんです」とグラディスさん。「ちょっと衝撃的かもしれませんね。ただもう1回誕生日が来て、これまでもたくさん誕生日があったってだけなんですよ!」
長い人生でしたが、グラディスさんは「全部楽しんできました」と言います。
我々も98歳まで生きられたら、グラディスさんのように美しく…
はつらつとして…
お茶目でいられますように。
お誕生日おめでとうございます!
この記事は英語から編集・翻訳しました。