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「ただおしっこがしたいだけ」トランスジェンダーのトイレの悩み

2012年に描かれたイラストが、再び話題になっている

トランスジェンダーが、男女どちらのトイレを使うべきかが、アメリカで議論になっている。トランプ大統領が先月、自認する性に応じたトイレの使用についてのガイドラインを撤回したことを受け、このイラストが話題を呼んでいる。

米フィラデルフィア出身の22歳、ジェイソン・グロスは、2012年、このイラストを描いた。

「女子トイレでは男子みたいに見えるし、男子トイレでは女子みたいです。どっちにしろ衝突が生まれる。衝突は望んでいませんでした。ただおしっこしたかっただけです」

性の区別がないトイレや一人用のトイレは、ものすごく運がよくない限り見つからない。ジェイソンは外出が嫌いになり、トイレは常に不安の種だったという。

ジェイソンが画像を投稿した時点では、シェアは少なかった。しかし、トランスジェダーのトイレについての議論がニュースが取り上げられると、イラストはネットで何百回もシェアされた。

This is a situation no #transgender child should have to face. Speak up and #ProtectTransKids. #LGBT

「トランスジェンダーの子供がこの様な境遇にあうべきではない。声を上げて、トランスジェンダーの子供を守ろう」

ジェイソンは、画像がこれ程まで意義深いものになり嬉しい、という。もしこれ程にまで広がると知っていたら、サインを入れるべきだったかも、と彼は言った。

ジェイソンは作品を、Tumblr内のartweebに載せている。

この記事は英語から翻訳・編集されました。