トランプ大統領が就任した日が「愛国的献身の日」になった

    オバマ前大統領は「再生と和解の日」にしていた。

    ドナルド・トランプ大統領は就任した日を「愛国的献身の記念日(National Day of Patriotic Devotion)」とすると宣言した。

    トランプ大統領が署名した宣言が1月23日(現地時間)、ウェブサイトにアップされた。宣言の理由は「われわれの互いの絆、国への絆を強めるため」「政府の国民への責務を新たにするため」だと説明している。

    「新たな国家の誇りが、アメリカの魂を呼び覚まし、アメリカの心を呼び起こす」という書き出しの宣言文。「アメリカ国民は最も偉大な国民であり、われわれ自身と故国を信じる限り、達成できないことはない」と述べている。

    「Patriotic」は「愛国的な、愛国心の強い」、「Devotion」は「献身、専念、情熱、愛情」を意味する。したがって「Patriotic Devotion」で「愛国的献身」「熱い愛国心」といった意味になる。

    バラク・オバマ前大統領は2009年、ジョージWブッシュ元大統領は2001年、自身の就任日をそれぞれ「再生と和解の記念日(National Day of Renewal and Reconciliation)」「祈りと感謝の記念日(National Day of Prayer and Thanksgiving)」と宣言している。