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変わらぬ25年の愛情 カップルが思い出の地で撮った特別な写真が大きな感動を呼んでいる。

「もっと表に出れば、たいしたことじゃなくなります。LGBTQの人たちの自殺率が気がかりです。人々とつながりを感じられなければ、孤独に感じてしまいます。こうした写真が世に出ることは大切なんです」

ニック・カルデーロさん(54・写真1枚目は右側・2枚目は左側)とカート・イングリッシュさん(52)。ふたりは1992年に出会って25年、共にときを過ごしてきた。結婚して、フロリダ州タンパに暮らす。

25周年は大きな節目。カップルは6月11日、LGBTの人たちや支持者たちの大行進「イクオリティ・マーチ」に参加して、お祝いすることにした。ワシントンDCに向かった。

大行進に備えて、カルデーロさんはふたりの「愛情たっぷり」な写真をFacebookに投稿していった。例えば、1993年にワシントンでの行進で撮った写真。博物館や美術館が並び緑が広がる「ナショナル・モール」で、カルデーロさんがイングリッシュさんにキスしている。「私たちにとって2回目のカミングアウトのようなものだった」ので、個人的にとても大切な一枚だとBuzzFeed Newsに教えてくれた。

ふたりは24年前のこの写真をもう一回撮ることにした。同じポーズで、同じ場所で。

Twitterでは❤️が60万以上

tumblrにも

当初、ふたりはただびっくりしていた。みんながこんな風に自分たちの日常を祝ってくれることを「面白く」見ていたという。

「わあ、これ素晴らしい」というツイート。

「でもコメントをふたりで読むうちに、皆さんにこの写真が意味するところを知って...とっても心が震えました」とカルデーロさん。

@tagyourheathen They've been marching for so long they actually witnessed gay marriage being legalized in all states

「こんなに長い間行進し、全州で同性婚が認められるのを経験されたなんて」というツイート。

ふたりはこの写真が若いLGBT世代にとって今日、想像以上に意義のあるものだったと気づき始めた。

@tagyourheathen @ThomasSanders This is so necessary. For young gays to see old gays happy, in love, and proud. Than… https://t.co/gLOqYjFOsY

「こんなに必要としていたものはない。若い同性愛者が、幸せに、愛にあふれ、誇りを持っている年上の同性愛者を見ること。将来にちょっと希望を持たせてくれて、ありがとうございます」というツイート。

「拡散された写真を見て面白かったのは、若者からのコメントでした。同性愛カップルが共に年をとる写真をあまり目にしていないんですね」とカルデーロさん。

Iconic. I aspire for this long lasting love https://t.co/YNTbczvhuG

「象徴的。こんな長く続く愛を求めてる」というツイート。

「若者たちは『私たちもこうありたい』と交際相手をタグ付けしていたんです。とってもキュートでした」とカルデーロさん。

Relationship goals AF https://t.co/mZ8ttCwhzH

「ああこれこそ恋愛関係の目標」というツイート。

カルデーロさんは、同性愛の友人らの多くが30年、40年以上、関係を続けていると説明。だから「別に特別なことではないんです。でも、まだ愛を学んでいる途中の人たちには、希望となったんでしょう」と話す。

@tagyourheathen @KyleKulinski They lasted longer than most straight people's marriages.

「多くの異性婚の人たちより長く関係が続いている」というツイート。

感動を伝えるツイートが相次いだ。

I'm not crying, you're crying. https://t.co/4Vnts8gFLh

「僕は泣いてないぞ。泣いてるのは君だ」というツイート。

I know a lot of y'all are homophobic on here but like it or not, this shit beautiful dawg. They dead grew old toget… https://t.co/9R4v4eQxQJ

「同性愛を嫌悪する人たちがいっぱいいることは知っている。でも、好き嫌いははさておき、こんなにめちゃくそビューティフルな連れ合いがいるなんて。ふたりは一緒に年を重ねてきたんだ」というツイート。

こんな風に正直に打ち明ける人も現れた。

@tagyourheathen I used to be intensely homophobic, then I grew up and realized love is love. I'm not homosexual, bu… https://t.co/GNXRlCkoGU

「かつては同性愛を強烈に嫌っていた。やがて、愛は愛なんだと成長して気づいた。僕は同性愛者じゃない。でも、どんな同性愛者のためにも立ち上がるよ」というツイート。

同性カップルの写真に拒否感を示す人もいた。でも、それよりも同じ写真がツイートされる流れに。

@1Sale7 @tagyourheathen I have the right to post gay love as much as you have the right to post pointless hate.

「やめろ」というツイートに対して、「僕には同性愛を投稿する権利がある。あなたが意味のないヘイトを投稿する権利があるのと同じく」

@tagyourheathen @meakoopa Couldn’t agree more.

「完全に同意」というツイート。

カルデーロさんは理解を示す。「慣れるのには時間がかかります。私もこうした写真を気兼ねなく投稿できるようになるまで時間がかかりました。皆さんが見慣れるのにも時は必要でしょう」

「個人攻撃だとは思わないよ。鍵はカムアウトする必要があるってこと」

この記事は英語から編集しました。