3月16日、イスラム圏の国々からの入国を制限する大統領令に、ハワイ州の連邦地裁が全米での執行を一時的停止する決定を下した。これに対し、トランプ政権は不服を申し立てる考えを示した。
決定を聞いたトランプ氏は、訪れていた米ナッシュビルの集会で「前例のない司法の行き過ぎ」とハワイの連邦地裁を批判した。
それを受け、トランプ大統領の支持者たちは、#BoycottHawaiiのハッシュタグで、ハワイ州の批判を始めた。休暇の行き先をもっと「愛国的」な場所に変えたという人や……
休暇のプランを変更した!ハワイじゃなくてフロリダのキーウエストに行く!!
アメリカ本土から遠く離れたハワイに、イスラム諸国からの入国制限の何がわかるんだ?とコメントする人も。
ハワイ、お前に何がわかる?9.11の時も5000マイルも離れた場所にいただろう。小さな島にいればいい。本土のことは私たちが決める。
しばらくすると、#BoycottHawaiiに対抗する人たちも現れた。
ハワイは攻撃されることについて何もわかっていないという意見に、冷静に疑問を投げかける人。
ハワイは攻撃を受けることについて、知ってると思うよ?
差別的な人が来なくなるなら、その方が良いという人。
ハワイの人たちは#BoycottHawaiiをニコニコしているよ。差別主義者が来なくなってせいせいするよ。
一方で……「ハワイに行く人が減るなら予約が取りやすくてラッキー!」という前向きでお気楽な意見も出てきた。
ハワイをボイコットしたい人はボイコットすればいい。飛行機もホテルも予約取りやすくなるからいい。
そして、何より「ビーチが広く使えるのは最高!」という人もいた。
#BoycottHawaiiはバカバカしい。ビーチが広く使えるから、むしろラッキーって思う。
この記事は英語から翻訳されました。