「ビックマック」の生みの親、98歳で死去

    "ジム"として親しまれていたマイケル・デリガッティ氏は、1967年にマクドナルドの定番メニュー「ビックマック」を考案した。

    11月28日、マクドナルドの定番メニュー「ビックマック」を1967年に考案したマイケル・デリガッティ氏が自宅で死去した。98歳だった。マクドナルドがBuzzFeed Newsに提供した死亡記事で明らかになった。

    マクドナルドの初期のフランチャイズ加盟者だったデリガッティ氏。1957年にペンシルベニア州・ピッツバーグで店舗を開けた。生涯でマクドナルドの48店舗を所有・経営していた。

    競合社の二段重ねのバーガーからアイディアを得たデリガッティ氏は、1967年にペンシルベニア州のレストランで「ビックマック」を提供し始めた。

    デリガッティ氏は1993年、ひらめきの電球に例えて「ビックマック」についてこう話した。

    「電球を発見したわけじゃない。電球はすでにそこにあって、私はソケットにはめただけ」

    2008年、マクドナルドはデリガッティ氏の『ビックマック』を「野球やアップルパイに次ぐ、アメリカのポップカルチャーの誇らしい象徴」と説明している。

    デリガッティ氏の家族が出した死亡記事に、マクドナルドへの貢献が述べられている。

    「革新者だったジムは、マクドナルドの朝サービスを導入するのに尽力した。夜勤でお腹を空かせた製鋼所工員のために、ホットケーキとソーセージのセットを作った」

    マクドナルドも、声明書でデリガッティ氏を「伝説のフランチャイズ加盟者」と讃え、「いつまでも心に残る印象を残した」と述べた。

    この記事は英語から翻訳されました。