名勝負の動画でたどる、モハメド・アリの軌跡

    蝶のように舞い、蜂のように刺す

    モハメド・アリは12歳からボクシングを始めた。1964年、22歳でボクシング世界ヘビー級王者になった。

    ヘビー級チャンピオンのタイトルを3度獲得したのは、アリだけだ(1964年に続き、1974年と1978年にも獲得している)。

    アリの名勝負の動画を集めた。

    カシアス・クレイ対ヘンリー・クーパー。1963年。

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    アリにとって、米国外でのプロとしての初めての試合。ヘンリー・クーパーは当時、英国と英連邦のヘビー級チャンピオンだった。

    アリはこの試合に勝利しているが、クーパーはアリからダウンを奪っている。

    世界ヘビー級タイトルマッチ:アリ対ソニー・リストン。1964年。

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    リストンは、最初の2ラウンド以内にアリに勝てると考え、最小限のトレーニングしかしていなかったという。

    7ラウンド開始のゴングが鳴った時、リストンが立ち上がれずに棄権。アリは世界ヘビー級の王座を獲得した。

    再試合:アリ対ソニー・リストン。1965年。

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    1ラウンドでアリがダウンを奪い、ヘビー級王座のタイトルを防衛した。八百長疑惑もささやかれた試合。

    「世紀の対決」:アリ対ジョー・フレージャー。1971年。

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    アリがプロのキャリアの中で、初めて負けた試合。ベトナム戦争への徴兵を拒否し、世界ヘビー級王座を剥奪され、ブランクを経て臨んでいた。フレージャーが15回判定勝ち。

    「キンシャサの奇跡」:アリ対ジョージ・フォアマン。1974年。

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    ザイール(現コンゴ共和国)のキンシャサであった試合。下馬評を覆し、アリが勝利したことで「キンシャサの奇跡」と呼ばれた。

    8ラウンド終了間際、消耗してきたフォアマンにアリはパンチを打ち込み、KO勝ちした。

    「スリラー・イン・マニラ」:アリ対ジョー・フレイジャー。 1975年。

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    フィリピンで開催された、アリとジョー・フレージャーの第3戦。

    壮絶な打ち合いの後、14回TKOでアリが勝利した。

    3度目のヘビー級王座:アリ対レオン・スピンクス。1978年。

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    アリのボクサーとしてのキャリアの、最後のピークとも言える試合。36歳のアリは判定勝ちし、3度目の世界ヘビー級王座を奪回した。

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