TwitterはVineのサービスを終了しようとしている。現地時間の10月27日に発表した。
2013年に登場してから、ショート動画の中心的な存在として人気を博してきた。6秒動画という形式は多くのクリエーターに愛されたが、その後、長期間の低迷に陥っていた。
クリエーターたちはユーモア溢れる独特の作品を生み出してきた。それらの作品を集めてユーチューブにあげた動画のうち、幾つもが数百万ビューを稼いでいる。
Vineの人気クリエーターの一人、Cody JohnsはBuzzFeed Newsにコメントを寄せた。
「シンプルで楽しくて、クリエイティブなプラットフォームでした。たくさんのファンの心をつかむことができました。 Vineによってキャリアを積んだ人は多く、もう何年もテレビのヒット番組のような存在でした」
「エンターテイナーとして、この業界がすごいスピードで進化していることは知っています。先に進み、次のチャンスを掴まなければいけません」
サービス終了を知らせる投稿の中では、その理由について詳しい説明はない。こう書かれている。
「2013年以来、数百万の人たちがVineを楽しんできました。本日、今後数ヶ月のうちに、このモバイルアプリを終了することをおしらせします」
しかし、Twitterのある元幹部は利用の減少と問題が山積していたと指摘する。「Vineにとっては厳しい1年でした。利用は明らかに減っており、多くの人がチームを離れました」
Twitterはこの日、約350人の解雇を発表した。Vineを担当していた50人が含まれているかとの質問に、Twitterの代表者は詳細を明らかにしなかった。