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「いじられキャラを抜け出したい」1年間“自分改革”した女子高生のマンガが話題

「『どんな姿が一番自分らしくいられるのか』ということを、何よりも大切にしてほしいと思います」

いじられキャラを抜け出したいーー。

「変わりたいけど変わる勇気がない」という人にこそ読んでほしいと書かれた、ある漫画がTwitterで話題です。

「いじられキャラって本当につらい」

漫画を描いたのは、現役高校生の梅涼さん(@rrr_______8)。

梅涼さんは中学生の頃、見た目をいじられ、お笑い芸人に似ているとからかわれていました。

内心は深く傷ついていても、「いじられキャラでいた方が、みんなは仲良くしてくれるのかもしれない」と不安に感じていた梅涼さん。

変わりたいという気持ちを押し殺していました。

自分はこのままずっと「いじられキャラ」でい続けなければいけないのか。悩む彼女の背中を押したのは、友人N美の言葉でした。

1年間の「自分改革」

いじられキャラを抜け出すために「自分改革」を始めた梅涼さんは、まずダイエットを始め、メイクを練習し、スキンケアに力を入れるように。

目標は1年後の夏、休みの間だけ通っていたバイト先の同僚たちを驚かせることでした。

自分の「見た目コンプレックス」を克服する過程で、一番大きかった変化は「自分に自信を持って生きられるようになったことです」と梅涼さんはBuzzFeed Newsの取材に話します。

「自信がついたことで、とにかくフットワークが軽くなったことに気がつきました。そして表情、言葉、行動も変わり、それによって人間関係も変わっていきました」

「この漫画に出会えてよかった」

梅涼さんがTwitterに漫画を投稿すると、「自分も同じような境遇で共感できた」「私も変わろうと思えた」「勇気をもらえた」「この漫画に出会えてよかった」など数多くのDMが寄せられました。

作中でも描きましたが、 変わろうと踏み出しにくい理由の一つに、「変わった後が想像つかない」「自分がどこまで変われるのかわからない」 というのがありました。 参考までにイイイイイ!!!!!

「自分改革」を経て、少しずつ前に歩み出した梅涼さんの漫画は、まだ完結していません(3月27日現在)。

悩む人には、どのようなことを伝えたいか。

梅涼さんは「『直せないコンプレックス』に悩んでいる方もいると思うので、あまり無責任な言葉はかけられませんが…」と前置きした上で、こう話しました。

「コンプレックスは直すにも、受け入れるにも、向き合うのにも時間がかかります。けれど『どんな姿が一番自分らしくいられるのか』ということを、何よりも大切にしてほしいと思います」


体型、髪質、顔の造形ーー。多くの人が抱える「見た目コンプレックス」。

3月27日(水)19時〜BuzzFeed Japan NewsのTwitterで配信する「もくもくニュース」では、「春、どんな自分で生きていく?」をテーマに、見た目に関する悩みとの向き合い方についてゲストと一緒に考えます。

予告編はこちら👇

🤔「自分って○○なのがイヤだなぁ……」 あなたはコンプレックスはありますか?みんなは、どうやって自分のコンプレックスを乗り越えているのでしょうか。 📺💭 もくもくニュース「春、どんな自分で生きていく? #コンプレックスと生きる魔法教える」 3月21日 23時配信👇 https://t.co/Hh1PzUmd6W