クールに見えてちょっとドジ。そんなギャップが魅力の「クールドジ男子」のイラストが、ネット上で人気を博しています。
BuzzFeed Newsは、生みの親である漫画家の那多ここねさんに取材しました。
イケメンなのにサザエさんレベル
那多さんによる「クールドジ男子シリーズ」と題したツイートは、8万8千回のリツイート、36万のいいね!がつくなど、大きな話題になっています。
財布を忘れたり、イヤホンをジャックに挿し忘れたり。クールでスタイリッシュなイケメンなのに、やらかしていることはサザエさんレベル。
「めちゃめちゃカッコ可愛い」「ツボです」「全部やった事あるわ」など、独特の魅力にやられる人が続出しています。
登場する男子はサラリーマン風から学生風まで様々。
単にテンションが低いのか、平静を装っているのかわかりませんが、ツンとしたすまし顔とドジのギャップにキュンキュンきちゃいますよね。
たまたま落書きしたイラストが…
なんとも魅惑的クールドジ男子ですが、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。那多さんはきっかけをこう明かします。
「たまたま落書きした男の子のイラストが、財布を忘れてるようにしか見えなかった。ドジってるのに、はたから見るとクールな印象を保っているように見えたので、『クールドジ』ジャンルとしてシリーズにしました」
ドジネタは実体験を反映
「あるある」ネタとしての面白さと、カッコイイ男子の取り合わせの妙が共感を集め、第2弾も3万3千リツイート、15万いいねと好評です。
クールドジ男子にモデルはいるのか尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「男の子たちにモデルはいませんが、ドジネタは自分が経験したことや人から聞いた話が元になってます(彼らのようにクールにやり過ごせません)」
「ツイッターに公開してからは、フォロワーさんからもたくさんドジネタが聞けて面白いです」
今後の展開は?
「反響の実感はあまりありませんが、ドジに共感してもらったり、どのタイプの男の子が好きかなど、見てくださった方の好みや経験談が聞けて楽しいです」と語る那多さん。
これから先、それぞれのキャラクターに名前がついたり、物語が展開していったりすることもあるのでしょうか?
Twitterでは「このメンツでまたちょこちょこ描いていく予定です〜」ともコメントしており、続編への期待は高まるばかりです。