ユダヤ教の冬のイルミネーション、知ってた?そもそも「ユダヤ教」って?

    ユダヤ教伝統の祭典「ハヌカ」に使われる8本の枝の燭台「ハヌキア」。ユニークなデザインの写真を集めました。

    ユダヤ教は、イスラエルやアメリカを中心に約1500万人の信徒がいる。そんなユダヤ教では、毎年冬に行われる、恒例の行事がある。

    ユダヤ教最大のお祭り「ハヌカ

    キリスト教のクリスマスと時期は近いが、由来は全く異なる。紀元前2世紀に、ギリシャ人が支配していたエルサレム神殿をユダヤ人が奪還したことを記念するお祭りだ。

    祭典で欠かせないのが、「ハヌキア」と呼ばれる8本の枝の燭台。

    ろうそくを立てる部分が、計9カ所ある。初日に真ん中と、左右端のどちらかに計2本のろうそくを点し、あとは1日ごとに1本ずつ火を点す。8日目にはすべてのろうそくが点されている。

    ユダヤ人がエルサレム神殿を取り返した際、1日分しか残っていなかった火を灯すための油が、8日も燃え続けたという出来事に由来している。

    そんなハヌキアだが、毎年同じじゃつまらない!ということで、世界にはユニークなデザインのものが多く登場している。

    A large unlit menorah is photographed from below, next to a temple and with a lot of greenery

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙島海人