6月19日は「自由の日」。誰の「自由」を祝うか知ってる?

    6月19日は「ジューンティーンス(Juneteenth)」別名「自由の日」。アメリカ国内のすべての奴隷の解放を祝う日だ。

    1865年6月19日、リンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名してから約3年後のこの日。

    テキサス州ガルベストンで、奴隷だったアフリカ系アメリカ人たちは、ついに自由の身になった。

    1865年は南北戦争が事実上集結した年でもある。南軍のロバート・E・リー将軍は4月9日、正式に北軍に降伏した。

    このニュースは南部全体にゆっくりと伝わり、テキサスの沿岸地域まで届いたのは1か月以上後、北軍のゴードン・グレンジャー少将が2,000人の連邦軍の占領部隊を率いて、ガルベストンに到着した時のことだった。

    その時、グレンジャー少将はこの地域のすべての奴隷を事実上解放する、一般命令第3号を制定した。

    「テキサス州の人たちは、アメリカ合衆国の行政機関の宣言に従い、すべての奴隷が自由であることを知らされた」ことになる。

    1865年6月のこの出来事を記念し、6月19日の「 ジューンティーンス(Juneteenth、自由の日)」は、アメリカ国内のすべての奴隷の解放を祝う日になった。

    この日は、音楽、ダンス、パレード、そして美味しい食べ物で街が溢れる。人生と文化を祝う、楽しい1日だ。

    2021年6月17日、ジューンティーンスは奴隷制廃止の記念日として、新たにアメリカの祝日に制定された。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。