「妻の学生ローンで生活がめちゃくちゃ」 お金にまつわる36の失敗談

    みんなの失敗に学ぶ

    今回、読者に聞いたのはお金にまつわるさまざまな後悔。大学進学は一生の中で大きな投資のひとつですが(アメリカの学生ローン債務残高は平均340万円超)、寄せられた回答も「多額の学生ローンを背負った」「プログラムの選択を間違った」「学費援助のしくみを理解していなかった」など、教育に関するものが多く挙げられています。そのほか、元配偶者にかかわる金銭問題、車、クレジットカードなど。「妻のことは愛しているけど、こんなに借金のある人は結婚しなければよかった」と告白する人もいます。

    お金についての苦い経験はつらく、あまり口にしたくないもの。ここに紹介するみなさんは、自分の苦い経験が他の人の教訓になれば、と率直に失敗談を寄せてくれました。36の赤裸々な声をぜひ参考に。

    1. 妻が抱えていたローンで生活がぼろぼろ

    僕は多額の学生ローンを抱えた人と結婚しました。誤解のないように言っておくと、奥さんのことはこの世の何よりも愛してます。でも、彼女が抱えるローンが二人の生活にどれだけマイナスの影響をおよぼすか知っていたら、違う選択をしてたかもしれません。彼女のローンのおかげで僕たちの生活はぼろぼろです。基本的に何もできません。二人とも結構稼いでいるのに、です。休暇の旅行もなし、新しい服も新しい車も買えない、貯金もできない、年金積立もできない、毎月せいいっぱいです。家族や親せきにプレゼントを買えないので、ホリデーシーズンは特に苦しいです。どんな少額でも使っていいかどうか考えなきゃいけない。もうすぐ40歳ですが、彼女のローンにしばられた囚人ですよ。大学に行くために借りる学生ローンがどれだけ深刻な重荷になるか、みんなわかっていないと思います。彼女の場合、すでにもともと借りた以上の額を返済していますが、まだ借りた額と同じだけ返していかなくちゃいけない。2倍、3倍の額を返していかないと、ずっと借金は消えないままです。今、利子だけで年間1万ドル(100万円)以上払っていて、本当に苦しめられています。金銭的にも精神的にも。ストレスから逃れてひと息つく間もないです。もしやり直せるなら、奥さんとは一緒にいるけど結婚はしないで、経済的には別々でいきます。無神経なやつみたいに聞こえるだろうけど、彼女のローンのせいで抱えた心労はもう心底こりごりなので。(daverogerさん)

    2. 25歳で借金1600万円

    大学に行く選択をしたことです。最近のアメリカでは大学を出てないとまっとうなキャリアを積めないのはわかってます。でも25歳にして15万ドル(約1600万円)の借金を背負うのは巨大な負担です。ローンの負担が大きすぎて職場の健康保険も払えません。人生の1歩を踏み出すスタートラインにも立ててない気がします。(juliannat411366c73さん)

    3. 夫の学費を出したのに…

    夫の大学の学費を私が出したのですが、彼はそのあと仕事で何度か昇進したあと、私の親しい友人の一人のもとへ去っていきました。(invalidusername01さん)

    4. 大学卒業後、「とりあえず一時的な仕事」に就いたつもりが…

    大学を出たあと、すぐに進むべき道に進まず、とりあえずのつもりで「一時的な仕事」に就きました。2年間その仕事を続けて、そのあいだ給料はかなり安かったのでクレジットカードを頼りにしのいでいました。隣の隣の州に両親がいたのですが、目先のお金がなさすぎて、引っ越して実家で生活する選択肢もありませんでした。人間としては成長したけど、結構な額のカードローンを抱えています。そのあとちゃんとした仕事に就くのがかなり大変で、キャリアの面で数年ぶん出遅れてしまって、友達とくらべると経済的にも未熟です。はじめに手軽で楽しそうな選択肢にただ飛びつくのでなく、もっと先をよく考えて、慎重に選択すればよかった、と後悔しています。(eviet4c8ae06b0さん)

    5. ストックオプションを大量に売却して退職基金に再投資

    1997年にIT系スタートアップを立ち上げました。報酬に少量のストックオプションが含まれていて、その後、特に分割にともなって数年の間に株価は急上昇しました。5年間そこで頑張って、ストックオプションの権利行使できるまで続けました。もう少しストレスの少ない仕事をしようと会社を離れたときには、数十万ドル分の価値がありました。

    そのまま手をつけずにおいておけば、今ごろもう仕事を引退できていました。IT系の会社はすごいですから。でも、ストックオプションを売って退職基金に再投資することにしました。悪い選択ではないですが、株の価値がどんどん小さくなってしまいます。これ以上は上がらないかなと感じて売却するとまた上がって、売ったのは判断ミスだった、ということの繰り返しでした。

    今、毎年株を売って「退職」状態を維持しながら、他にいくつか仕事をしています。退職年金が給付されるころにはもう手元には残っていなそうです。手をつけずに伸びるのを信じて置いておけば、このさきずっと王様のように暮らせたかもしれないのに。他の投資で儲けが出たことはありません。(zooterさん)

    6. 住宅ローンを組んだ銀行にも不動産会社にも利用された

    どこの誰でも住宅ローンが組めた2004年に家を買いました。私たちも若くて世間知らずで、自分たちが何をやってるのかもよくわかっていなかったので、ローンを組んだ銀行も不動産会社もいいカモだと思って私たちをフルに利用したわけです(笑)。頭金はゼロで購入し、固定金利ではなかったので、ローンはあっというまにおそろしく膨大な額にふくらんで、月々の支払いを続けるのが苦しくなりました。借り換える選択肢はなかったので、何度か返済条件を緩和してもらいました。でも返済額が下がったとしても多くて30ドル(3000円)なので、たいして楽にはなりません。そのうえ、購入から1年もしないうちにエアコンと温水器を買い替えなくちゃいけなくなり(査定した担当者は状態はいいと言っていたのに)、翌年には床が漏水して家全体の配管をやり直すはめに。時間が経つにつれて、家をまともな状態にするのが難しくなってきました。屋根も窓も新しくしたし(80年代初めに建てた家の窓は、室内の温度対策の点でまるでだめでした)、外壁の木材もあちこち張り替えたり、他にもいろいろあります。支払いがきついのと家が不具合だらけなのとで、ストレスでよく眠れない日が続いて、もうここから出ないとずっと抜け出せないままだと気づいたんです。この家のせいで夫婦関係までだめにしたくなかったのもあります。日々ストレスを抱えているせいで、むだなケンカもたくさんしましたから。ショートセール(任意売却に近いが、売却後は残りのローン残高もチャラになる方法)を試みたものの成立せず、銀行による差し押さえ手続きを進めることになりました。それで競売に出すしかなくなって、家を出ました。信用スコアの点では最悪の状態になったけれど、悪夢の日々から抜け出せて心底ほっとしました。(toddyeさん)

    7. 学生ローンを借りて料理学校へ行ったのが間違いのもと

    振り返ってみると、私がお金の問題を抱えることになった発端はローンを組んで料理学校へ行ったことでした。これが失敗だった。一番まずかったのが、あと3か月待っていれば、経済的に親から扶養されていない年齢とみなされて奨学金をもらえたんです。過去に戻れたら、あのときの自分をひっぱたいて時間のむだだから目をさませと言い聞かせるんですけど(結局、学校を出ても関係ある仕事にはつきませんでした。料理は好きだけど、プロの料理人として厨房に立ちたいわけではないとわかったので)。少なくとも3か月待てばよかった、と思います。

    それからは金銭的に間違った選択を次々にしました。車が3回壊れて(のちのちまで考えると新車を買ったほうが安くつく場合があると学習)、新たに2本ローンを組んで(一つは複数の借金を一本化するいわゆる「おまとめローン」、もう一つは車のローン)、取り立ての電話がかかってくるようになって、自己破産するかもしれないところまでいきました。ローンは父に連帯保証人になってもらっていたので、父の信用情報にも傷をつけてしまったのが本当に最低な気分です。最近子どもが生まれたので、そのときの費用も支払わないといけません。

    幸い、今はいい仕事についていますし、夫もいい仕事を見つけたところなので、きちんと資金計画を考えていけば今ある借金も何とか片づけていけそうです。(doctorscompanion77さん)

    8. カードで買ったチョコバーの代金5ドルが100倍に…

    18歳になって自分名義のクレジットカードが作れるようになったとき、小売店でバイトをしていました。ある日、いつも使っているデビットカードを忘れてしまったんです。お腹がすいたから何か食べたいと思って、その場でクレジットカードを申し込んで、スニッカーズ2本を5ドルくらいで買いました。で、どういうわけでそんなことをしたのかわからないんですが、そのあと支払いをしないで放っておいたところ、遅延金が積もり積もって500ドル近くになってしまったんです。通知がきても放っておいて、最後には巨大な額にふくらんだ請求書を持って家族に泣きついて、助けてもらうことになりました。3年経った今、やっと数字がゼロになったところです。大人になるのに苦い体験をしたけど、今は結婚もして、金銭面でも責任ある行動がとれる大人になりました。(k44fc49913さん)

    9. 安いのがベストな選択とは限らない

    お金の面で痛い失敗をするのは、支出を減らそうとして安いほうを選んだとき、というケースがときどきあります。日本に住んでたとき、600ドルの自転車を買って毎日乗っていました。気に入ってたけれど、自転車をかついであちこち出かけていたので、もっと軽くて速いのが欲しくなりました。結局、損になるのは承知で、もっといい1500ドルの自転車を買いました。その後、ミシガンに戻ってから3000ドルで車を買ったら欠陥車で、1万5000ドル費やしました。今、1万5000ドルの車を買って(これは払える額)、車は新車同前。

    それから家を11万ドルで購入しました(予算よりだいぶ安かった)が、ガレージがついていません。家を選ぶときの唯一の条件が、ガレージがあることだったのに。今、2万5000ドルでガレージを入れようと考えています。

    アドバイスをするとしたら(自分自身はまったく学んでないみたいだけど)「安くすむのがベストな選択とは限らない」(koring2さん)

    10. 元婚約者のバイク代を出した

    もう1年半近くになるのにまだ終わってません。警察にも相談していて毎月支払いを続けているけど、バイクは手元にないまま。まだ8000ドルの支払いが残ってます。これまでで最大の失敗。(samanthaa49b88eb64さん)

    11. 気に入った車があって、買ってしまえと自分に言い聞かせた

    妊娠中で仕事もなくて家賃を滞納しているときに3万ドルの車を購入。天才でしょ? あまりにその車が気に入って、買っちゃえと自分に言い聞かせたんです。(ashleylivasさん)

    12. 大学の学資プランを親に任せきりにした

    大学でかかる費用をどうまかなうか、全部親に任せきりにしていました。国が補助金を出してるローンを組むかどうかや、現実的にどの大学ならお金を出せるかで両親がもめているのをよそに、高校生だった私は試験勉強にいそしんでいたわけです。ローンがこれほど重荷になるとわかっていれば、最初は学費の安いコミュニティカレッジに行ったのに、と思います。(saraelizabethb4c72b471eさん)

    13. ローンを借りた金融機関がゲイカップルを認めず、正式な書類に名前を入れてもらえなかった

    家を取得して時間とお金を費やしたのに、正式な書面に名前を入れてもらえなかった経験があります。

    前の配偶者とは誓約式を挙げました(当時、同性婚は法的に認められていなかった)。結婚祝いの一部として、私の両親が投資用物件の一つを原価より安く売ってくれました。経済的な支援の意味と、家を安く手に入れておいて将来何かの足しになれば、という趣旨でした。元パートナーはUSAA(米軍関係者向け大手金融機関)で住宅ローンを組みました。USAAでは同性パートナーを認めていなかったので、私の名前を正式書類に入れることはできませんでした。

    取得した家には結構な時間とお金をかけて改良を加えました。それから、パートナーはもともと虐待的なところがあったのですが、やめていた酒に手を出すようになり、オピオイドの乱用も始まって、生活はめちゃくちゃになりました。身の安全と心の安定を保つため家を出るしかなかったのですが、書類に名前がないので、家については何の権利もありません。さんざんな状況になって、経済的に安定するまで実家に戻ってしばらく親と住むことになりました。(jamesmoriartyさん)

    14. ローンを借りてロースクールに進学

    ロースクールの費用(学費と生活費)を、ローンを借りてまかなったこと。今、利息6~8パーセントで14万ドルの借金を抱えています。しかもバカなことに、10年間は公務員の仕事について公益の仕事につく学生向けのローン免除プログラムの資格を得ようと考えていたら、これが打ち切りになるかもしれないとか(詳しくは担当者に確認を…)。もう一生働くしかないかも。(beckys4aff5b274さん)

    15. 前の職場の401k(確定拠出年金)で積み立てておかなかった

    決まったパーセントまでは会社が拠出したのに、前の職場の401kに積み立てておかなかったこと。退職するときに受け取れた額を思うと…あーあ。(juli-annadさん)

    16. 車を購入

    車を購入したら、支払い額が家のローンより高くなった。(whitneyk44b905691さん)

    17. 学生ローン基金で必要以上の額を借りた

    学費に必要な以上の額を学生ローン基金で借りたことです。そのお金はとくに何か意味のあるものに使うこともなく、今、むだに大きな借金を抱えています。あと、仕事を変えるたびに少額の401kを引き出してしまったこと。その都度移換しておけばよかったのにと思います。(elizabethd4abfd1af0さん)

    18. 身の丈以上の家を買い、身の丈以上の私立学校に子どもを入れた結果、みじめな生活に

    25歳のときに家を買いました。夫と私と小さい子どもが3人いるんですが、家賃を払い続けるのはただ金を捨てるようなものだから買ったほうがいい、と強く勧められて買ってしまいました。セールスの人の基準でいう「家族で暮らすのにこれぐらいはほしい」という規模の家は、みんな私たちの予算をはるかに超えていました(当時、稼ぎ手は夫一人で、学生ローンが残っていて、クレジットカードのローンが4000ドルほど)。身の丈以上の家を買って、身の丈以上の学費の私立学校に子どもたちを入れた結果、生活はみじめでした。

    5年後、家は売って、カードローンはさらに増えていますが、かなりのスピードで抜け出そうとしています。今の家は小さなタウンハウスですが、地域のコミュニティはとても気に入っています。私も今は仕事をしていて、うちはうち、よそはよそ、と周りとくらべたりせずにやっています。

    子どもたちには「経済的にきちんと安定するまで絶対に家は買っちゃだめ」と言い聞かせています。借金はしないで、しっかり貯金して頭金を貯めることです。(chabbydubbeさん)

    19. 消費者金融に手を出す

    消費者金融で借りると、目先の解決にはなっても、異常に高い利息がつくのでそれを返すためにまた次の借金に手を出さざるを得なくなります。(alexp4b091b3c3さん)

    20. 大学卒業後は年8万ドル稼げるつもりでいた

    ロースクールで奨学金をもらえたんですが、受け取らずに、ローンで借りたお金を生活費に使っていました。夏には海外留学のプログラムにも参加しました(これはロースクールの中でも後悔していない数少ない行動の一つかも)。2年目からは親元を離れて一人暮らしするという賢い選択もしました。まあほんと、賢いですね。いずれ卒業すれば8万ドル稼げるようになる、とずっと思ってたんです。が、とんでもない。卒業時には14万ドルほどのローンを抱えて、最初の年収がせいぜい4万5000ドル。結局、初めの数年は実家に戻って生活しました。(allisonl46e762fd8さん)

    21. 経済的に親から自立していると申告すればよかった

    90年代後半に大学へ行きました。最初に入った学校は19歳のときに退学して、都会に出て2年間いろんな仕事をしました。それから地元の大学に進学しなおすことにしたのが21歳のときで、それまで2年間は親に助けてもらわず経済的に完全に自立していました。うちの母はリッチだけど(52歳ですでに仕事を引退!)、私の家賃や帰省の飛行機代やその他、一切出してもらっていません。別に不満なわけじゃなくて、私もそれでよかったし、今もそう思ってます。でも、経済的に親から自立していると申告できるのを知らなくて、奨学金などの審査は全部親が学費を出してくれている前提でされてたんです。結局、母も援助してくれて私も学生ローンを組むことになりました。 知っていれば二人ともかなりの額をセーブできたのに!(common rabbitさん)

    22. 正式に認可されていない資格取得プログラムを受講してしまった

    ローンを組んで、薬の調剤技師になるためのオンラインプログラムに申し込んだのですが、州が認可したプログラムでないことを知らずに勉強していました。5年経った今も受講料を払ってるのがばかばかしいです…ミスに気づいてから、正規の資格を取るために必要なことをさらにやったのに!(amandal4d165b3a7さん)

    23. 事実上サラ金みたいなところでローンを組んでしまった

    フルタイムの学生だったとき、それまでの借金を統合するため、事実上サラ金みたいなところでローンを組んでしまいました。とにかく金利が高いので、実質借りた額の倍を返すことになったんです。ローンを組むときはくれぐれも注意を。自分の場合は自己破産までいきました。(kaylab44c66b932さん)

    24. 「きみの名前でカーリース契約してくれたら僕が払う」と言われたが…

    当時、婚約している相手がいて、私は車を持っていませんでした。中西部の田舎で一緒に暮らしていて、とにかく車が必要でした。私は金銭面での信用力があったけれど、彼にはなかった。そこで、私の名前でカーリース契約をすれば金は僕が払う、と彼が言ってきました。私は大学進学を控えていて、彼が半分は出してくれなければ絶対にむりだったのですが、私も若くてバカで、かつ彼が好きだったので、受け入れたんです。彼は海軍に入り、背骨を折るケガをしました。で、二人ともお金がなくなってしまって。

    支払いができなくなって車は自主的に返却し、私の信用は地に堕ちました。彼とも別れて1年近くになりますが、金銭的なダメージはまだ続いています。学んだのは、自分で払えないものには絶対にサインしてはいけないということ。誰かが払うと言ってきても、です。将来がかかっているのはサインした人であって、その人じゃないので。(katiepagewさん)

    25. 18歳になってすぐクレジットカードを2枚作った

    18歳になってすぐ、クレジットカードを2枚作りました。クレジットカードについてはまったく何もわかっていなくて、使ったらすぐ払わなきゃいけないことも理解していませんでした。大学1年のときです。そういうことは高校では一切教わらなかったので。半年もすると2枚とも限度額いっぱいまで使ってしまって、払わなくちゃいけないことも知らなくてその後3年くらい支払いをしませんでした。あれから8年、今はほぼ完済まできましたが、信用スコアは最低で、自分の家を持つのはまず一生無理そうです。(szeltさん)

    26. 結婚式の費用をカード払いにした

    結婚式の費用を複数のクレジットカードで払いました。払えたはずなのですが、実際には面倒になってそのためにお金を確保しておくこともしませんでした。(yeseniabさん)

    27. 2台目の車を私の名義で支払うことにしたら…

    前の夫とまだ一緒に暮らしてたころ、彼をあちこち送り迎えするのが嫌になって、支払いを私名義にして2台目の車を買いました。別れたとき、向こうが勝手に車を持っていって、押収されない程度の額だけ払いつつ完済はしてくれない状態が続いています。おかげで私のクレジットスコアはあり得ない状態に。(alisonf9さん)

    28. 私の人生で最良の決断:子どもをもったこと。金銭面で最悪の決断:子どもをもったこと…!

    このチビさんには私が稼いできた分の8割を持っていかれます。最後に自分の服を買ったのはいつだったのかも覚えてません。でもほんとの話、ここまで誰かを愛せるとは思ってなかったくらい娘を愛してるので、それでいいんです。ぜんぜん構わない。(nessymelmel2010さん)

    29. 親元を離れるのが早すぎた

    親元を離れて生活するのが早すぎました。両親からは止められて、もう1年待ってお金を貯めてからにしなさいと言われたのですが、完全に自立したかったんです。それでアパートに引っ越したのですが、家賃は予算オーバーで一緒に住むルームメイトもいませんでした。部屋は気に入ってたけれど、あまりに貯金に響いて大打撃だったので、結局実家に戻らざるを得なくなりました。実家を出る前に貯金していた額までもう一回貯めようとしている途中です。もう1年半経つのに。こんなに後悔したことはありません。(meghana405d383b4さん)

    30. 誰も利息について教えてくれなかった

    カードが作れる年齢になってすぐ、雑誌についてるジャンクメールみたいな申込書でクレジットカードを作りました。利息について誰からもきちんと説明してもらったことはありません。20歳のとき、口座を持っている銀行で2枚目のカードを作りました。その2、3年後、2度にわたって余剰人員の削減で自分が解雇されるとは思わなかったし、30代半ばになってもカードローンの支払いをしているとも思いませんでした。クレジットカードは悪です!(pinkstarbuckさん)

    31. 正直なところ、大学へ行く意味があるのか

    会社が人を採用するとき、それまでの経験か、もしくは社内に知っている人がいるかどうかを重視して決める、これが最近の流れのような気がします。うまくネットワークを広げること、入り込む足がかりを早いうちにつかむこと、これにすべてがかかっているようです。会社側は実務経験にくらべると学位などどうでもいいと考えているんだなという印象です。もちろん、大学の4年間で社会性などの面で経験を積み、自分の専門分野について学んだけれど、40年間続く学生ローンという債務が残ったのも事実です。

    大学卒業後、仕事を見つけるのは本当に大変でした。卒業から7年くらいかけて、ようやく今のキャリアにたどりつきましたから。会社は大学を出たばかりの人間を雇いたがりません。あらゆる面で教育の必要がない、十分な経験のある人がほしいわけです。4年かそれ以上を費やして大学を出ても、大学で学んだこととまったく関係のない仕事についている人は本当に多いです。考えられるかぎり本当に最大のお金のむだでした。(JWelsbyさん)

    32. 地域の自治会費が異常に高くて敬遠され、家の買い手がつかない

    今年の1月に初めて家を買いました。春になるころ、事情があって地元の町へ戻ることになり、家を売却する準備を始めました。地域の住人でつくるHOA(Home Owners Association、地域コミュニティや集合住宅を管理、運営する自治会のような組織)が、ちょうど2018年の月会費を4割値上げすると決定したところでした。今、会費は月々の住宅ローン返済額より75ドル少ないだけです。自治会費が異常に高いせいで家の買い手がつかなくて、売るなら4万ドルの損失を出して売却するしかありません。4万ドルを失っても家を売って住むべき場所に引っ越すか、今の場所にとどまるか、どうすべきかで揺れています。地元に戻るなら、この家は買わなければよかったんですが。(hannahmariem46f5c8a04さん)

    33. あるツイートのせいで年収6万ドルが消えた

    世の中をわかっていないミレニアル世代みたいですが、Twitterを非公開設定にしていませんでした。新しい仕事の面接を受けたあと、何か月か前に上司が言ったくだらない発言のことをつぶやいたのが採用担当者の目に入って、不採用に。あのツイートのせいで年収6万ドルと福利厚生が消えました。(lynngoffさん)

    34. 18歳のとき、承認済みのクレジットカードが送られてきた

    18歳のとき、すでに承認済みのクレジットカードが送られてきて、1週間で限度額を使い切りました。20代になってもまだ支払いを続けてます。あと、国と民間のローンで数万ドルを借りて大学へ行ったこと。やりたいことが何かもまったくわかってなかったのに。(vallerylitermさん)

    35. プライドと自分の中に根付いていた障害者差別の意識から、むだな学位を取ってしまった

    ロースクール在学中に身体に障害を負ったのですが、病気を理由に途中でやめるような人間になりたくない気持ちがありました。今、6ケタの借金を抱えていますが、法律関係の仕事をするのは健康上難しい状態です。プライドと、自分の中に根付いていた障害者への差別意識だけで、結果的にむだな学位を取ったわけです。今の自分をちゃんと信じて、この先の人生をつぶさないことです。(snortysportsさん)

    36. 赤ちゃんが生まれたおかげでめちゃくちゃ大変

    赤ちゃんが生まれたこと。もうこの子のおかげでめちゃくちゃ大変です。娘はほんとに最高だからまあいいけど。(cbentley0814さん)

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan