サム・リーさん(20)は、米ジョージア大学の3年生だ。
新型コロナウイルスの影響により、ジョージア大学はオンラインで授業やテストを実施している。
ある日リーさんは、サンドイッチを食べながら、オンラインで経済学のテストを受けていた。
しかし、サンドイッチに入っていたミートボールが、パソコンのキーボードに落下してしまった。
その結果、画面からログアウトしてしまい、テストで落第点を取ってしまったのだ。
「(ミートボールが)エスケープキーに当たってしまい、全画面を閉じてしまった」と、リーさんはBuzzFeed Newsに話している。
「ああ、ミートボールが無駄になってしまった…。というかパソコン壊れてないかな?」
初めはそんなことを気にしていたという。
しかし、受けていたはずのテスト画面が消えたことに気づき、パニックになったそうだ。
「6時間かけて教授宛にメールを書き、その日の夜に送りました」
リーさんによると、返ってきたテストの成績は39%だったため、教授に再テストを求めたという。
驚くことに、彼女がメールを送った次の日、教授は理解を示すメールを返信してきた。
BuzzFeed Newsはラストレイプス教授にも話を求めた。しかし、学生の成績を付けるのに忙しく、コメントの提供は困難だということだった。
リーさんは「教授の対応にはとても感謝しています」と述べた。無事に再テストも受け、成績も「少し良くなった」という。
「私が有名になったのはミートボールのせいだと考えると、なんとも皮肉に感じます」
「もうミートボールは信用しません。見た目には騙されませんよ」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟
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本文中の訳に誤りがあったため、一部表現を修正しました。