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74歳のムキムキおばあちゃんがインスタグラムで大人気!フォロワーは40万人超え

時間は戻せないけれど、何歳になってもスタートすることはできる。💪

ある意味、頑固な年寄りになるのも悪くない。

このインスタグラムアカウントを見ていたら、そんな気持ちになります。黙々とワークアウトするには、頑固さはプラスなのかもしれません。

カナダ・オンタリオ州の小さな町に住むジョーンさん。今月で御歳74歳。ソーシャルメディアはまだ勉強中だといいますが、ジョーンさんのインスタグラム@trainwithjoanは、すでにフォロワー数40万超えの人気アカウント。

ポスト内容はワークアウト。そう、ジョーンさんは有名なフィットネス系インフルエンサーなんです。

私がジョーンさんを知ったきっかけは、「ジョーン・マクドナルドの存在は、年をとるのは嫌なことという一般的な概念をぶち壊してくれます」というBuzzFeed読者からのメール。のぞいてみると、まさにメールの通りでした。

ジョーンさんの娘ミシェルさんは、メキシコのトゥルムを拠点に活動するフィットネストレーナーです。ミシェルさんは、2018年にジョーンのインスタアカウントを作りました。

今でも、使い方などアカウントの運営をミシェルさんがサポートすることはあるそうですが、フォロワーとのやりとりはジョーンさん自身が行っています。

ネットでの活動はジョーンさんにとって新しい挑戦ですが、それはフィットネスも同じ。

「(当時は)太ってたし不健康だったの。それで、娘が健康に気をつけなくちゃって」

「お母さんの面倒がみれないからって、老人ホームに来るのを娘は嫌がっててね」と、動画チャットでいろいろ語ってくれたジェーンさん。

馴染みの場所から外にでて、いろんな人と話したり、基本のエクササイズをやったほうがいいとアドバイスをくれたのはミシェルさんだったといいます。そこで、ジョーンはさっそくダイエットをスタート、8ヶ月で約20キロの減量に成功しました。

それで終わらないのがジョーンさんのスゴイところ。

運動する人ならわかると思いますが、トレーニングって物理的に体がきついだけでなく、精神的にもきついんです。

それをふまえて、取材でジョーンさんと話して感銘を受けたのは、ジョーンの学び続けたいという意欲。何十歳も若い人たちからどんどん学び吸収していきたいという姿勢です。

「始めたときは、まずiPhoneとiPadで娘とやりとりするところから勉強しないといけなかったの」

「まだまだ勉強中。知り合いの多くはフェイスブックしか使ってなくて、インスタグラムはやってないのよ」

学ぶことで得られる達成感、他の人にすすめて影響を与えるという満足感。

「5年前は想像もできなかった。社交的じゃなかったもの。でも、始めてみたら、どんどん人生の幅が広がっていった」

「今はたくさんの人がソーシャルメディアで私を見つけてくれて、私の母・叔母にも健康に気をつけてほしい!なんてコメントをくれるの」

ソーシャルメディアにおける高齢者の存在は誤解されがちだというジョーンさん。ツイッターやインスタグラムなどのプラットフォームで、数は少ないものの、彼女の世代も確かに活動していると力説しました。

いくつになっても「これで終わり」なんてことはないという証になりたいのだと、ジョーンさんは教えてくれました。

「充実した人生を送るためには、しっかり意識して様々なことを選択していかないとダメ」

「私はまだ成長の途中、まだ道は半ば。こういう人生を選んできたことは幸せだし、これからもこうでありたいと思います」

「誰だって若い人たちから学べるはずよ!」

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan