映画『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』などで知られる俳優ウィル・フェレル。
ウィルは、アメリカ・ユタ州で開催された「2024 サンダンス映画祭」に登場しました。
『Will & Harper』は、30年来の親友であるウィルとハーパー・スティールが、旅に出るドキュメンタリー作品。
今回ネットで注目を集めたのは、ウィルのトランスジェンダーへの理解について。
米Variety誌のインタビューに応じたウィルの発言に、ネットでは称賛の声が寄せられています。
インタビュアーからの質問、「ハーパーが性別移行する前、何かトランスへの基本的な知識や経験はあったんですか?」に、ウィルはこう答えました。
「基本的な知識?ゼロでしたよ」
ウィルは、ハーパーからカミングアウトされた時のことも、振り返っています。
トランスジェンダーについての知識が「無知だった」と明かしたウィルに、ネットでは称賛のコメントが寄せられました。
💬「めちゃくちゃいい話。学ぶ意欲があれば、『無知だった』と素直に認めてもいいと、彼は証明してくれたんだから」
💬「ウィルがすごいのは、ただの最高のアライとしていようと努めただけじゃない。トランスについて無知だったことを認め、いち友人として学ぼうとする意欲があるのが、すごいんです」
💬「これこそが、学び、成長し、優しさとまごころをもって新しいことに取り組む姿。みんな、ウィルの姿勢を見習うべき」
※アライ:多様な性のあり方に理解のある非当事者で、支援者、応援者のこと。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島 海人