「女性にとって世の中が恐ろしい場所だと…」人気俳優、娘の誕生で変化した価値観を明かす

    映画『マジック・マイク』のチャニング・テイタムが、9歳になる娘エヴァリーちゃんや、子育てについての想いを語った。

    男性ストリップダンスの世界を描いた映画シリーズ『マジック・マイク』のチャニング・テイタムが、雑誌ヴァニティ・フェアのインタビューで、子育てについて語った。

    現在、チャニングは9歳になる娘を持つシングルファザー。2013年に元パートナーで女優のジェナ・ディーワンとの間に、娘エヴァリーちゃんが誕生した。

    過去のインタビューでは、赤ちゃんの性別が女の子だとわかると、すぐにYouTubeで「女の子の子育て方法」を検索し、勉強したというエピソードを明かしている。

    そんなチャニングはこの5年間、俳優としての仕事を控え、子育てに専念してきた。

    雑誌ヴァニティ・フェア2月号のインタビューで、仕事を控えた選択を「最高の決断だった」と振り返った。

    「すべてを捨てて、娘に集中したんだ。それは間違いなく、ベストな選択だったよ。僕と娘のふたりだけの時間を作ることで、僕たちは親友になれたんだ」

    「フェミニストだ」と表明するチャニングだが、それは娘エヴァリーちゃんの誕生がきっかけだという。

    「強い女性に囲まれて育ったんだ。母親や姉妹との仲もよかった」

    「でも娘が誕生してから初めて、女性にとって今の世の中が、いかに恐ろしい場所であるかを実感し始めたんだ」

    「女性を愛した経験がある人は、(社会に置かれた女性の立場を)想像できるかも。けど、娘を持つと、今まで以上にそのことを意識するようになる」

    「世の中に希望を持った、か弱い小さな女の子に責任を持つとね」

    チャニングは2021年、娘との子育てのなかで発想を得た絵本シリーズ『ザ・ワン・アンド・オンリー・スパーケラ(原題)』を刊行している。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン